2.ひとりだけのグリーン

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(0)

さぁ長旅の始まりだ。入鋏印をもらうために有人改札で駅員に切符を渡す。券売機やマルス券の企画乗車券ならば、ポンと捺してすぐに入場出来るんですが、今回は手書きの出札補充券。さらに経由地が書かれた別紙をホッチキスで添付した特別仕様(笑) やはり珍しいのか、なんだこれは〜!?って感じの表情でじっと切符を見つめる駅員さん(笑)。「今から長旅が始まります〜」と言って切符を受け取りホームへ。とりあえず、喫煙コーナーにて朝の一服。

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程なく、2091H/かいおう1号が入線してきた。

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_tabilog_t01.jpg最初の列車は「かいおう1号」
リーズナブルな料金でグリーン車が楽しめる列車です。数年前「かいおう3号」に乗った時は桂川発車時点でグリーン満席、自由席も混雑していたので、今回は1本早いけどグリーンにした方が良さげだな・・そう思ってグリーン指定席を取っておきました。先頭1号車後方ドアから乗り込むと、半室自由席・半室グリーンの車両で、そこそこの乗車率の自由席を通り越し、ガラスで仕切られたグリーン室に入ると・・あ、アレ?私だけ?きっと桂川でどっと乗ってくるんだろう・・。すぐに桂川到着。ホームは通勤・通学客であふれてる。そして出発。3番のりばから篠栗線へ向かってうねうねとポイントを渡る。篠栗線を快走し始めてもグリーンには誰も来ない。なんだか拍子抜け。博多まで客は私だけの完全貸し切り状態になりました。この先の長い行程を考えると、最初ぐらいはゆったりしたいよね!? 短い間だけどグリーンを堪能しました。この列車の車掌は口調が明るく聞き取りやすいアナウンスで◎。車内検札の際も丁寧すぎる対応で好印象でした。切符を見せてもそんなに動じた様子は無かったですね。人によるのかなぁ。篠栗トンネルを抜けて福岡エリアへ。桂川同様、通勤・通学客であふれた篠栗や長者原、柚須を通過していく様は、寝台列車でまったりとしながら首都圏の駅を次々に通過している時の感覚に似てる。そんな贅沢?な時間もあっという間、博多に着きました。300円分は楽しめたかな(笑)

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