去るもの・去ったもの・来たるもの@折尾

Category:廃線・未成線 コメント(6)

10月13・14日に折尾駅周辺でJR九州ウォーキングが行われるということで、14日に行ってきました。両日で歩くコースが違っているようで、14日の方が短く設定されていました。せっかくなので何かと折尾に縁のあるおっちー家同居人一同で行きたかったんですが、私の祖母・母は体調不良で不参加。嫁は腰痛が酷いようで無理をしてほしくなかったんですが、とりあえず参加。

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実はウォーキングの内容のみ調べてて、折尾駅の窓口営業・改札口等が大幅に変わった事やバスやタクシーが入らなくなった駅前で「ありがとう折尾駅舎感謝祭」なるイベントが行なわれていたのは知りませんでした。着いてみてビックリです。
受付でコースマップをもらって出発。まずは西鉄北九州線跡を折尾東口電停跡まで歩きます。

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かつて折尾電停があったビル跡・煉瓦アーチ橋跡は公衆トイレ・駐車場になっています。その横を通りJRの短絡線を渡り、ねじりまんぽを含む3連アーチ橋を見ながら線路跡へ進みます。振り返ると折尾駅がよく見えます。昔は西鉄で遮られていたから、ビルとビルの隙間からちょこっと見えてただけだったよね。

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西鉄北九州線の線路跡は舗装されていますが、普段はゲートが閉まっていて一般人は入れません。今日は歩き放題です(笑)

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線路跡を走るぼっちゃん。ここが何であるかはまだ分からんようだが、お姉ちゃんは「線路跡」という言葉を理解しているので(汗)「ここは電車が走りよったんばい」で通じる。良いんだか悪いんだか・・・。自分が物心付いた頃から慣れ親しんでいた西鉄北九州線。親や祖父母らとともに乗った路線の跡を、今こうやって妻と子供たちと歩いている・・・と思うと感慨深いものがありますね。

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所々に西鉄の旧社章が彫込まれた用地杭が残っています。

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折尾東口電停跡から左折して鹿児島本線と短絡線の踏切を渡ります。

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そして、新々堀川沿いの道を歩いて折尾駅北口を目指します。
折尾駅北口に着いたところで、嫁とぼっちゃんがリタイア。ある程度予想は出来ていましたが、ここまでよく頑張りました。小休止して、私とお姉ちゃんは先へ進みます。
新しく設置された踏切から鹿児島本線・筑豊本線の立体交差を見たところ。右に見えている建物は、マルキョウでもなく、ウィルトークタイトーでもなく、MAHODOでもなく・・・折尾駅です。

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旧199号線を折尾スターレーン前まで歩き、鹿児島本線下を貫く煉瓦トンネルを歩きます。

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煉瓦萌え。ただ落書きが残念。

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民家の路地裏を進み筑豊本線沿いを南に歩き、折尾女子経済短大(今は名前が違ってた)の横を通り、以前あった「ナカイ」の3号線挟んで対面の造成地に抜けました。そこから折尾駅周辺連続立体交差事業の一環で建設された、筑豊本線のトンネルへ向けて砂利道を歩きます。

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鹿児島本線の車窓からは何度も見ましたが、近くで見るのはもちろん初めて。かなりデカイです。
下っていると西側にも構造物がありました。

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「何ぃ?あれぇ?」 着目点が素晴らしいぞ(笑)

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ここから鹿児島本線の高架下を通って北側に抜けるんだな・・・ということは事実上、若松方面のディーゼル専用線か!?などと妄想しつつ、トンネルに沿って下っていきます。

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ビッグサイズ坑口!

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坑口そばには、様々な説明資料が展示されていました。もう少しじっくり見たかった。

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カーブしてて先が真っ暗なので、ちょっとビビってる我が娘。しかし、このトンネル形状から声がものすごく響くのが面白かったようで、終始「ハァッ!」「うー!」とか言ってました(笑)

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途中の折り返し地点からは南側の光が差し込んでいました。ちょうど合流部付近!?

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もう少しトンネルを堪能したかったんですが、さすがに娘は飽きてきた様子・・・。そりゃそうだわな。

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再びトンネル横の砂利道を戻り、ゴールへ向けて歩きます。ふと横を見ると何やら古めかしい建物。この時は、え〜と、何やったっけ? でしたが、調べてみたら「旧折尾警察署庁舎」でした。

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筑豊本線の踏切を渡ったあたりから、2人とも疲れてきてスローダウン。休憩しながら先へ進みました。

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この踏切、かつては筑豊本線上下線・短絡線上下線の4線あり、さらに側線の空き地もあったように記憶してますが、違ってたかな!?・・・とにかく、子供心に渡る距離が長い踏切という印象がありました。折尾駅周辺は踏切だらけでしたからね(笑) 今は2線のみ。予定では写真奥から西側(写真右)にカーブしてトンネルに繋がるようです。

↓筑豊本線から離れてすぐの短絡線の踏切。ここも何度も通った思い出の踏切。

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堀川沿いを歩いて、やっと折尾駅へゴール。折尾駅で降りた時には気付かなかったけど、この新しい「東口」は便所だった所やん(笑)  国鉄時代の駅便所共通の 「強烈なニオイを発する便所」という子供の頃の記憶が鮮明に蘇ってきます。近年は比較的綺麗でしたけどね。

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この人ごみ中、嫁とぼっちゃんを探さねばならない(嫁の携帯は電池終了)のか・・・と歩き出したら目の前、かつての「頃末経由系統の市営バスのりば」(表現が細かすぎる?)に座ってた。イベントの詳細を知らんのもあったし、時間的に遅かったせいもあり、駅舎見学ツアーには参加出来なかった。残念。

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時代や人、走る列車が変わっても同じことやるんだねぇ。私もこうやって気動車や貨物列車を見たばいねぇ。

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今回のウォーキングは、昔から知っている地ということもあり、道中の懐かしい街並みに感激したり、すっかり変わってしまった場所や空き地になってしまった場所に驚いたりしました。取り壊される折尾駅舎を発着点とし、廃線となった西鉄北九州線跡を歩き、数年後完成する新しい筑豊本線のトンネルを見学でき、まさに「変わりゆく折尾を歩く!」を堪能出来ました。

駅舎見学ツアー・・・壊される前にまたやってくれんやろか・・・。


この日の晩ご飯はもちろんコレです。

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これと普通サイズをもう1コ食べましたが何か?(笑)

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コメント(6)

>倫堕さん
私が北九州を離れた年に折尾に来られたんですね。熊西ー折尾間も廃止候補>そんな話があったとは・・・当時は知りませんでした。当たり前に普通に乗ってました。折尾電停は火災前の印象が強くて、昭和60年代、たまにこっちに帰省した時に近代的なビルになっててビックリしたもんです。それが今はあんな感じに(汗)

近いうちにこちらに来ることはないんでしょうか・・・無理やり仕事を作るとか(笑)

西鉄の廃線敷ですが、陣の原〜皇后崎間は見事に宅地化されています。線路の敷地をそのまま流用してるので、家の南北が道路に挟まれてます。現場を見ると納得してニヤリできるはずです!
折尾〜折尾東口間の道路は工事車両用道路とのことです。

出遅れましたが、貴重な写真の数々、ありがとうございます!

初めて折尾の駅に降りたのは、おそらく昭和59年。
当初は熊西ー折尾間も廃止候補だったので、「廃止するとに、
なんでこげな立派な駅ビル建てたと?」と思ったものですが、
28年経って、こんなになるとは。
国鉄は大赤字で、折尾駅舎の建て替えはもちろん、こんな大工事は
想像も出来ませんでした。

駅舎は営業を止めても、まだ見る事は出来る・・・状態だったのですね。
私は、もう見る事は出来ないと思いますが。。。。。

西鉄折尾線の廃線跡、びっくりです。
てっきり、建売住宅が建つのだと思っていたのですが。
(枝光線のごとく)
道路にして、何か意味が?

>blue fieldさん
こうもイベントが多いと重ならない・誰かに合わないことは無いと思います(笑) ネタ被りは想定内です。
私が着いた時はステージでゆるキャラ達が謎のダンスをしておりました。初日は球磨門が来てたんですね。まだ見たことが無いです!
自分の子供と・・・>自分達の親もそう思う場所があったかもしれんですねぇ。
このような趣味をしている親ならば、子育てする上で「廃線」という言葉が出てくるのは自然な事でしょう(笑)・・・そう・・なのか!?


>Takaさん
ようこそです〜。
私も当初は余裕があれば小倉工場へと思ってましたが、時間的にも気力的にも無理でした。今回のウォーキングは内容的は面白かったです。廃線も通るし、新しいものも見れたし。
折尾駅は駅舎のデザインといい、構内の複雑さといい・・・良い意味でも悪い意味でも印象に残る駅だと思います。もう見れなくなると思うと寂しいですね。
子供に対しては鉄な教育をしている訳じゃないんですが(汗)・・・子供って、こちらがしれっと流す程度に言った言葉でもしっかり聞いて覚えてることがあるので、迂闊なことは言えません(汗) うちの場合「廃線」もそうですが・・・いつだったか、九州色の415系を見かけた時に「あれ好きな電車ばい」と言ったら
それを覚えてて、同じカラー気動車を見ると「パパの好きな電車!」とはしゃぎます。いや、それは電車じゃなくて・・・。ちなみにうちの子供らにとって、ステンレス車(415-1500やキハ31)は何故か「ニセモノ」扱いされてます(笑)


>ちくまえ。さん
同地域で同趣味をやっている以上、被りは承知の上です(笑) また何かのネタで被りましょう!
姫も今のところこのようなイベントに付きあってくれます。「えぇ?うち行かん!」と言われる日まで付き合わせます!
直方経由で篠栗・・・吉塚回りの方が早いような・・・というツッコミは無しですね(笑) 森永のアイスと聞いてパッと頭に浮かんだのは商品名入りベンチでした。どこの駅にも有ったような気がします。
英才教育してるつもりはないんですが、環境がそうしてしまうんでしょうねぇ。まぁ数年後には鉄には見向きもしなくなるかもですね。特に姫の方は。

ブルーCAPとの連動になってて(笑)
お姫様もお疲れでした(^ ^)
私の折尾駅のイメージは『この駅で乗り換えないと直方経由で
篠栗に帰れない駅』でした。
まだまだ古い時代の雰囲気を残してた頃で懐かしいですばい

弁当も食ったハズですが記憶に有りません、でもココで食ったカップの
アイスクリーム(森永バニラエイト?)は鮮明に覚えてます。
(何年か前復刻してましたが...)


>英才教育
ご両家共にお子様の教育に成果が出てて頼もしい限りですばい(^ ^)v

こちらのブログでは初コメです。

当日はJR九州小倉工場祭りの方に先に行っていたのでウォーキングには参加出来ませんでしたが、かなり濃い内容だったようですね、行きたかったです。

自分は北九州の東南エリアなので折尾近辺はそんなにゆかりがないのですが、一時仕事で近辺にいた事もあり、少なからず愛着のある駅舎です。

もっと仕事をさぼって散策しとけばよかった(笑)

ちなみにうちの子は廃線をイマイチ理解してないようです。洗脳が必要か!?

偶然の連動投稿です(笑)
土日結構な人手やったみたいですね。
自分は土曜日にくまモン目当てで参加しました。
自分の子供の頃の道を、自分の子供が歩くと感慨深いものがありますよね。
延命寺の海岸に子供を連れて行ったときに自分も深く感じました。

あ、それとうちの子も廃線というものをよく理解しております(汗

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