譲受する漢はおるか？

>まさゆき公爵さん
国鉄と公団・・今では考えられないおかしな関係ですよね。
当時の様子をリアルに感じたかったものです。

私が小中学生の頃にＡＢ線の凍結・ＣＤ線の工事継続・開業、
国鉄ローカル線の廃止・ＪＲ化と、鉄を取り巻く環境は激変しました。
未成線を知るきっかけになったのが1982年に買った「ローカル線の旅」という本。
あと、身近に建設中止となった油須原線・B線の鹿島線(北鹿島〜水戸／大洗鹿島線）があったことも影響してます。

しかし、80年代後半から90年代前半まで鉄から離れてたので、
探索や写真の記録は０に等しく悔まれます(汗)

そこまでくわしく書物には書かれてないので想像の範囲ですが

用地買収が先に済んでいるところから建設は始まるので、

政治とお金との都合で右へ左へ動いた狭間かもしれませんね。

国鉄→鉄道建設公団へ建設主体が変更になったのもちょうど

このころですので（国鉄はすでに赤字で赤字が確定な新線建設に

否定的だったが田中角栄が「それなら国で作るから国鉄は列車を

動かせ」と・・・・鉄道建設公団を作ったわけですな。

ちなみにこのとき柚須原線も呼子線も予算配分は

停止されていたのに、公団になったとたんに、開業できる見込みが

高かったので、予算配分が復活。かなりの予算がつぎ込まれ）

親方日の丸の鉄道建設公団が税金を多量につぎ込んで、

規格変更（より上位のものへ・・・豪華に）を

あちらこちらの建設線でやったようです。

というわけで、国鉄が独自で作った構造物と、国（鉄建公団）が

つくった構造物がごっちゃに混ざっている。。。これが呼子線で

あったり柚須原線であったりということですな。

>ちくまえ。さん
もし日韓トンネル構想が早々と実現していれば、
呼子線跡が活用されたかもしれませんね。
あの手の未成線トンネルの再利用で有名なのは、
高千穂新線の高森トンネル(湧水公園)と葛原トンネル(神楽酒造)ですね。
トンネル朝市・・いいですねぇ。トンネルでイカを堪能。
あ、呼子側は農道化してたんだっけ・・。

>まさゆき公爵さん
トンネル断面図を見るまで、電化・非電化は特に気にしてませんでした(汗)
建設史を調べると見えてくるものがあるんですねぇ。その辺の経緯は知りませんでした。
ということは屋形石から西唐津間は電化規格で造られたということですね。
しかし、その区間にあり今回のネタになっているトンネル
「第３湊」「相賀」「第２西唐津」のうち「相賀」だけが２号型です。
別工区で先に施工してた・・とかでしょうか？

建設途中で規格が変わっている点では、油須原線(漆生・上山田線含む)の構造物もそうですね。
設計荷重が橋台と桁で違っていたり・・。

こういうの調べていくと面白いですよね。

おひさしぶりです。でもいつも読んでますｗ

どうも呼子線の建設の歴史をみると、謎が解けるようです。

最初、呼子線は、呼子側から用地買収、工事が進められ

1971年に呼子～屋形石間が竣工

このときの想定は、DCでの運行のため断面が非電化規格で竣工。

その後、唐津市が1972年に、当時国鉄が計画していた筑肥線電化

に便乗し、呼子線も電化で開業し、筑肥線と直通してほしいと

（その代わり、西唐津地区の用地買収なんとかするから）との

交換条件に、1975年、屋形石～佐志間のトンネル

は直流電化規格で竣工されたようです。

（その後、西唐津トンネルも電化規格で掘っている

途中、（繰越金が底を突き貫通していたが）建設中止。また

西唐津地区の用地買収も失敗したので、結局流産してしまったそうな。

先に竣工していた呼子～屋形石まではたぶん電化開業するために

路盤下げを考えていたんでしょうね。きっと・・・・。

以前ブルーさんトコで紹介されてた日韓トンネル構想と
関係が有るとか？？（自信まったく無し）

もしくは業者の気まぐれ(笑)　これは無いですな。

しかしなかなか売れないみたいですねぇ
自治体が買い取るくらいが現実的でしょうなぁ
そんで『トンネル朝市』とかどーでしょ？(^ ^)