大隅線跡／9 大隅野里・大隅高須駅跡

鹿屋市鉄道記念館から先へ進みます。

●鹿屋駅跡（鹿屋市鉄道記念館）〜大隅野里駅跡

線路跡の道路を進んでいくと腕木式信号機が残されている道路橋がありました。

親柱や高欄には動輪を模したレリーフが飾られています。

橋の名前は「鉄道橋」というそうです。そのまんまですね(笑)

橋を越えるとググーっと急カーブになります。
車窓がどんどん流れて、鹿屋駅跡が横に見えていました。Ωカーブを進んでいるのがよくわかります。

●大隅野里駅跡

線路跡は途中から鹿屋基地に沿った自転車道となり、車でのトレースは出来ない。
とりあえず、道なりに進み一旦県道に抜けて、大隅野里駅跡を目指します。
県道から鹿屋基地側への道を進んでいくと、基地や自転車道が見えてきて、程なく大隅野里駅跡に着きました。
↓駅跡から鹿屋側を見たところ

↓同じ位置から大隅高須側を見たところ。

駅舎や駅名標が残されており、自転車道と道路の間には花が植えられていて、比較的人の手が入っている印象でした。線路跡はこの先も自転車道になっており、空中写真で見たところ、次の大隅高須駅跡近くの海沿いまで、近付きにくい感じだったので、国道と県道を通って直接、大隅高須駅跡へ向かいました。

●大隅高須駅跡

海へ抜けた自転車道はトンネルを抜けて大隅高須駅へ続いていたようです。
↓駅跡から鹿屋側を見たところ。

駅跡は町民会館が建っており、記念碑がありました。

↓次の荒平駅側を見たところ。

この先は一部、車も通れる生活道路となっている部分もありますが、途中から自転車道になります。