31.遺構へ行こう@アプトの道/5

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(0)

●新線・旧線合流地点〜丸山変電所跡

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しばらく休憩した後、新線下り線跡をくぐって新線上り線跡の遊歩道へ進みます。
下り線跡のコンクリート橋には銘板が残っていました。

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「王子久保橋梁」というそうな。

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上り線跡にもコンクリート橋がありました。こちらは「王子久保こ道橋」
下り線跡の約半年後に造られています。

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遊歩道は上下線跡の間から線路の方へ登っていきます。ここにもサルが出没するのか(汗)

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↓遊歩道と上り線跡の合流点から軽井沢側を見たところ
線路も架線もそのまま・・・こちらの方が萌えますね(笑)

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ここからは見通しが良く、気持ちいいほど真っすぐな下り坂。

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ふと下り線跡に目をやると勾配標が。数値はもしかして・・・。

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拡大してみると・・・・キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 66.7!!

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ヘッポコズームの粗い画像でスマンです。確かに肉眼で見ても66.7と表示してありました。
感激の瞬間です(笑) 足の疲れもこの時だけは吹っ飛びました。
さらに進むとキロポストが残っていました。いいねぇ。

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さらに進んで振り返ったところ。
軽井沢からずっとこんな勾配が続くなんてね・・・ホント、よく鉄道を通したもんだなぁと感心しますよ。

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そこから足の痛みに耐えながらスローペースでひたすら歩きます。痛みはさらに酷くなる。おかしいなと思って脱いでみると、マメが出来ていました。靴の選択を誤ったのが悔まれる。トホホ。それでも先へ進まないと・・・。この坂道は苦痛でしたね。歩いては止まって、歩いては止まってを繰り返しているうちに前方に「丸山変電所跡」が見えてきました。下り線跡にはトロッコの駅がありました。

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レンガスキー感激です。修復されているとはいえ、立派な煉瓦遺構です。
しばらくここで休憩。建物の周りをくまなく観察する気力が無かったので、サクッと見学するに留めました。九州鉄道記念館になっている旧九州鉄道本社の煉瓦遺構に勝るとも劣らない素晴らしい建物です。全体的なデザインはもちろん、細部まで凝ったデザインも設計者・職人のセンスが光ります。

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まだまだじっくり見たかったけど、スローペースになってしまい、あまりゆっくり出来ないので、後ろ髪引かれる思いで丸山変電所跡を後にしました。

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