ほくほく線ホームから連絡通路に上がる階段には筆書きの駅名板がありました。よく見ると片岡鶴太郎書でした。誰も居ない静かな通路を歩き、改札で下車印をもらおうとするも、駅員の姿が見えない。事務所の中にはいる様子。7時ちょっと前だったので開店準備中のようでした。しばらく通路やホームを探索。その後、7時になり窓口が開いたので下車印をもらって出場。朝一から変な切符を見せられて若干戸惑い気味でしたけど(汗) ちょっとコンビニに行きたいなと思って、その駅員にどこにあるか聞いてみると「あるにはありますが遠いですよ」とのこと。駅前にはあるだろうと思っていたが甘かった・・。
とりあえず外に出てみる。東口に立つ。遠くに見えている山が印象的だった。案内板によると坂戸城跡らしい。広い駐車場があり、正面には駅への進入道路が一本通っている。歩道上にはアーケードが架かっており商店が並んでいるようだ。しかし、朝7時。開いている店は無い。駅前で人の姿を見たのは、駐車場でバス待ちをしている、運動部の高校生集団くらいだった。
空を見ると雲の隙間からうっすらと青空が見えだした。雨もやんでるし。このまま持ってくれよう!しばらく駅前を散策してみることに。すると「戦国EXPO」という看板を見つけ、何やろ?と思って看板の指示通りに歩いてみた。すると、駅前右手を進んだ所に会場があった。
そういえば駅前に直江兼続公生誕の地って看板があったなぁ。きっと、歴史好きな人や歴女、戦国ゲーム萌えな人にはたまらないイベントなのでしょうね。誰も居ない会場横(当然、中には入れない)の通路を通り抜けると足湯コーナーがありました。そこには何か見たことがあるタッチのイラストが。一瞬、北斗の拳に見えましたが、花の慶次でした(笑) 戦国武将たちが温泉に入ってます。
また少し雨がパラついてきたので、タオルを頭に被って駅に戻りました。再入場してホームをウロウロ。降りた駅舎の反対側には北越急行の社屋が見える。ホームを上り側へ歩くと「雪」と表示された停車位置目標がありました。さすがは雪国。福岡じゃ見れない標識ですね。これはやっぱりラッセル車用?それとも雪の日はここに停まりなさいって意味なんでしょうか?
しばらくすると、見たことがないカラーリングの電車がやってきました。顔つきをみると国鉄型。安心しました(笑) 形式は115系でシートは昔ながらのセミクロス配置。乗客数は少なくボックスにラクに座れました。
7時32分。1724M・越後湯沢行き発車。
周りを山に囲まれた中を走っていきます。一部の山にはスキー場があるようだ。途中、塩沢駅、大沢駅に停車、その間に上越国際スキー場前を通過したけど、あまり記憶に残っていない・・。とにかく周りの景色を見ていたように思う。石打駅は構内が広かった。長い車庫?みたいなのがあって、側線が何本も並んでいました。しかし、分岐器が繋がってなかったり雑草が生えてたりして、どうも使用されてない感じでした。石打駅と言えば、国鉄時代で思考が止まってる(汗)人間としては、季節特急「新雪」を思い出します。雪の結晶とS字にセパレートされた網点みたいなデザインのヘッドマークでしたよね。子供の頃、ヘッドマークのイラストをチラシの裏に書いて遊んでいたのでよく憶えてます。そんな石打駅を出ると、周りの山々がだんだん近くなってきて、スキー場も多く見られるようになってきました。越後湯沢駅に近づいてきたところで高架が見えてきました。上越新幹線だな。いやよく見ると「GALA」って書いてある。おぉ、ここがガーラ湯沢駅か!ここが開業した時のCM見たなぁ。小泉今日子がホームでヤッホーとか言いながら踊ってるやつ。翌年は「Choo Choo TRAIN」(EXILEじゃないよ、ZOOだよ)が使用されたCMも流れてたっけ。冬は猫も杓子もスキー!スキー!だったね。そんな私は未だにスキー未経験ですが何か?(笑)
さて、ガーラからの高架は、そのまま上越線と並走して越後湯沢駅へ。
六日町から乗ってきた115系はこんなカラーリング。湘南色じゃないんだよね・・。
駅には「はくたか」や来る時に乗ってきた北越急行の折り返し列車、今度乗る水上行きの列車がが停まっていました。よし。次も115系だな。
時間があるので、下車印をもらって駅前へ出てみました。
目の前に迫る山にはバブリーな建物がいくつも建っていました。さすがはリゾート地。
朝5時に起きたわりには、なかなかお腹が減らなかったけど、ここにきてようやく朝ご飯が食べたくなった。再入場して売店を物色。駅弁屋から漂うイイ匂いに引き寄せられて、気が付いたらカウンターの前に立っていました(笑) いろいろある駅弁の中で、おいちゃんオススメの「かにずし」に決定。私もおいちゃんが言う前に見本見ててコレって決めてました。「魚沼産コシヒカリ」の文字に引かれてしまいました。まだ時間はあるけど、駅弁はやっぱり列車で食べらなね。そう思って、とりあえずバッグに入れて、再びホームを探索。すると、ホームのGALA側の端に古めの駅名標がありました。
こんな駅名標を見ると嬉しくなりますね。
他のこんな感じのJR東日本タイプのやつでした。
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