ある朝、通勤中に上司から電話が。
「あ、おっちー?来る時に糸田に寄ってくれる?」
「・・・(瞬時に三井鉱山セメント専用線を思い浮かべる)・・・いいですよ!」
内容的にはパシリ的なものでしたが(汗)
目的地への道程が専用線の途中をトレース出来るルートなので、
これは寄るしかないでしょ。
てことで、金見鉄道(三井鉱山セメント専用線)の町境のガーダー橋付近から金田までチェックしてきました。
↓ここから烏尾峠の麓を通って工場まで続いていました。今回はここから金田へ向います。
↓こっちは金田方向。雑草が生えた台形の盛土が探索心をくすぐってくれます。
↓かつてクロスしていた箇所の金田側の盛土は撤去されて道路化工事が進んでいます。
↓ 泌川に架かっていたガーダー橋は撤去されて、そばで桁の解体作業をしていました。
↓急勾配が始まる地点から見立方向を見たところ。右中奥にガーダー橋。
↓線路跡に転がる用地杭。
上の写真から金田方向へ進むと踏切跡がいくつかあって、一部機器も残っています。
↓ある踏切跡に残っていた用地杭。三井と小野田の2タイプあったんですね。
踏切跡はまだ続くよ。
↓折られた形で無残に横たわるキロポスト。
↓この勾配を抜けると中元寺川に架かる橋梁跡があります。
非常に歩きやすそうですが今回は我慢・・。
中元寺川の橋梁跡は少し腐食が進んだ感じですが、以前と同じ姿で残っています。
↓上流側
↓下流側
銘板も付いていますが全部解読出来ませんでした(汗)
小野田セメント株式会社、活荷重KS-15、昭和38年はわかるんですが・・・。
↓ここから勾配を下って金田駅へ進んでいました。
上の写真のカーブを曲がった付近に残る橋台跡。片側のみで反対側(金田側)は整備されています。
今回は突発的で、車からの撮影や降りて撮って乗ってのテキパキした作業(笑)だったので、じっくり探索出来ませんでした。(そりゃそうだ)
またいつか全線トレースしたいなぁ・・。
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>はっしーさん
この探索以来、見てなかったのですが工事が進んでいるようですね。
ちくまえ。さんがつい最近探索されてるようです。
http://fine.ap.teacup.com/chikumae_life/328.html
このまま見立の道の駅まで続く・・なんてことは無いですよねぇ(汗)
現役の頃はよく見ましたけど、長閑な風景の中を走る貨物列車は様になってましたよ。
貨車が沢山並んでいた見立駅も今は・・・
近所まで行く機会があったので見てきましたら、写真1枚目と2枚目の辺りが崩されてますね。その部分の道路をまっすぐに付け替えるみたいです。3枚目の部分は完成しているっぽいわりには供用されてないですね。
走っているところを一度は見たかったです。残念至極。
>ちくまえ。さん
他の桁も外されそうな感じですよね・・。
歩ける時にしっかり歩いておきましょう!
夏に比べて全然歩きやすいですし。
>blue fieldさん
工区と聞くと、嘉穂信号場周辺に魔の手が入った時の事を思い出します・・。
まずは煉瓦アーチ付近からでしたね。工事のお知らせ看板を見た時は衝撃的でした。
ここの工事まだやっていたんだと思ったら、2工区か・・、たぶん1工区をこの前見たんだ・・(汗
ここは一度終点(見立)付近を探索してみたい箇所です♪
3枚目の工事現場、かなり長いことやってますが
先の鉄橋が撤去(ダジャレになった)されるのも
時間の問題でしょうな。
昨年の夏その鉄橋まで築堤を一人トコトコ歩いてデジカメで
撮って来ましたが、もう無かったりして(^ ^;
平筑のカレンダーに活躍してた頃の画像がありますが、
今年のはどれもなかなかツボですばい(^ ^)
>Fさん
そうそう、わかります!
勾配と曲線が醸し出すシチュエーションは絶妙だと思います。
橋梁の桁が外されている点もまたいいんですよ〜。
この廃線は、田んぼの中に曲線を描く築堤を
遠くから眺めるのが好きです~