幼少時代に何度も車窓から見た、鯰田炭坑貨物支線の橋台跡。鯰田炭坑駅側の煉瓦橋台はかなり前に無くなってしまったけど、本線のすぐ横にあった鯰田駅側の橋台は不明なままやった。必ずあの薮の中に何か残ってるはず・・・・そう思って何年経ったやろう・・・。上の写真は右側が鯰田駅です。
いつだったか、博多行電車に揺られてボーッと支線跡を脳内トレースしていたら、怪しげな構造物が目に入ってきました。一瞬だったので確認する間もありませんでした。これはリベンジすべしと、子供たちと大回り乗車した時に凝視してみたら、なんと橋台跡でした! しかもコンクリート+煉瓦ですぜ。たまたま線路脇の草が刈られており、さらにいつかの積雪の影響で枯れ草がダウンしてたのもあって、今までにない見やすさになっていました。
上り列車からは確認出来ないので、下り列車に乗って、以下の目印を参考にしてください。
全神経を集中させて、刮目せよ!!
「橋台跡はココ」が被って見えるのは、位置関係の参考のため。
あ、今からモジャるので見えなくなるかもしれません・・・・
鯰田炭坑駅は、その名の通り「鯰田炭鉱」まで、鯰田駅から延びていた貨物支線の貨物駅です。鯰田〜鯰田炭坑間の距離は、40C≒804m(T10・鉄道省鉄道統計資料/停車場変遷大事典でも 0.5M≒804m)。営業期間は、1909年1月1日〜1945年6月10日。1945年からは鯰田駅に併合され構内として存続していました。おそらく炭鉱閉山まで使用されていたと思いますが、詳細な廃止日はわかりません。
Recent Comments