これで高千穂線シリーズは終りです。
高千穂から天翔大橋に寄り道して、五ヶ瀬川沿いの旧国道へ下り、自然のダイナミックさや影待駅跡周辺の秘境っぽさを感じつつ、日之影の手前からR218バイパスへ上がり、青雲橋を通って延岡方面へ向かいました。
次の目的地まではナビの予想じゃ5時間かかるので(笑)、高千穂鉄道跡の探索どころじゃなかったです・・・。しかし、バイパスを進み、川のレベルまで降りてきたところで、対岸に線路跡発見。タイミング良く向こう側へ渡る橋もあるし・・・あまりタイムロスにはならんだろう・・・という事で、ちょっと寄り道しました。
↑延岡方面を見たところ。
ホームや駅名標が残っている状態の廃駅に来るのは、久しぶりかもしれない。
福岡では跡地や僅かに残る遺構ばかり追いかけているので、廃線ファンとしては、このような跡を見るのは嬉しい反面、災害さえなければ現役やったんよね・・・と、なんとも複雑な気分になります。
↑高千穂方面を見たところ。
駅名標には「日本唯一干支のまち きたかた」「辰・たつ」とあります。何のことか分からなかったので、帰宅後に調べてみたら、土地区分に干支の名前が付けられていたんですね。なるほど、それで辰か。ちなみに写真じゃ分かりにくいけど、待合室の奥に立っているポールの先にも「辰」と書かれていました。
↑駅から高千穂側へ少し進んだところ。
一部、農地へ進む道への交差部分はレールが撤去されてましたが、前後はバッチリ残っています。
Wikiには軌道は撤去されているって書かれてるんやけど・・・。
↑ほぼ同じ場所から延岡側を見たところ。上崎駅全景。
線路は奥に見える道路橋の下を通り、90度方向を変え(写真左側へ)、五ヶ瀬川を渡って川水流駅へと向かってたようだ。その第1五ヶ瀬川橋りょうは、高千穂鉄道を廃線へと追いやった、あの水害で流出した中のひとつ。当時、ニュースで見た、桁が流されて橋脚が折れている衝撃的な映像は今も忘れられません。
その跡も見たかったんですが、先を急がねばならないので、ナビに従い国道を南下。道路標識には北方延岡道路の表記。あれ?ナビには北方ICなんてありませんが?(笑) インター近くには廃線跡っぽいものが見えたけど、ガマンガマン・・。その後、延岡道路〜延岡南道路〜東九州道を通り、気が付いたら日向市まで来てました。なので、高千穂鉄道跡がイイ感じで残っている部分はスルーでございます(泣)
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