1998年10月18日撮影。
彦山川橋りょうから福田トンネルにかけての盛土がどんどん壊されています。すでに福田トンネル川崎側のトンネル坑口は埋められて、その上には新しい道路が出来ていました。炭鉱の遺構はまだ健在でした。彦山川橋りょうより油須原方面も見てきましたが、以前に比べ、さほど壊された様子はありませんでした。盛土も草が生い茂りそれとはわからない様子です。野原越トンネルの中には、コンクリートの枕木の上に1度も列車の通らなかったレールがしっかりと残っており、かなり感動しました。しかし、来るときに蛇を見てしまったので、線路には上がっていません。
彦山川橋りょうは健在!春には鯉のぼりが泳いでいました。
2000年2月20日撮影。
彦山川橋りょうから豊前川崎側の盛土がどんどん壊されていたんですが、すでに跡形も無く一部は盛土跡に沿って道路が出来ていました。この橋も時間の問題か?今年も鯉のぼりが見れるといいなぁ。
この畑の左側には立派な家があって、その背後に僅かながら盛土が残っている。ホント崩されるのも時間の問題だと思います。
畑の横を流れる用水路に沿って橋台に近づいてみた。盛土は見事にえぐり取られ、盛土が雨によって流されている跡が見られる。橋から吐き出される血のように思えた。コンクリート橋からは朽ち果てた手すりや雨樋が垂れ下がり、無惨な姿になっている。一度も列車を走らせれてくれなかった恨みが感じられる。
わずかに残された盛土から大任方面を望む。 橋の中央にある三角形の物は何だろう?以前来た時はこの2本の三角形をロープで繋ぎ鯉のぼりが泳いでいた。まさかその為だけじゃないよねぇ。
川崎方面を望む。工事中の道路が見える。
崩された盛土を登ってみた。橋の入口には鉄条網があり中には入れない。以前、盛土が川崎側の福田トンネル付近まであった頃は楽勝で通れた。バイクで走破したのが懐かしい。コンクリート橋の中程に銘板があって、そこにバイクを止めて一休みしたのを思い出した。しかし、今は入れない。貧乏学生でカメラを持ってなかったので写真に残していないのが非常に悔やまれます・・。