磯光駅跡の一部で道路化工事が再開していた。地ならし程度の整備まではされていたが、形となって現われてきた。ついにホームの先端まで道路化工事の波に飲まれてしまった。完全に撤去される日がまた一歩近づいた。写真はホームより宮田方面を見たところ。写真の奥の方はまだ工事が行われていないようだった。
これは勝野方面を見たところ、こっちはすでに、駅舎の隣にあった踏切跡付近まで道路化が完了している。
ここは高さの低いガーダー橋が残っていたのだが、クロスしていた小川は暗渠となり道路の下に潜っていた。道路として形を現わしたのは、とりあえずこの部分だけのようだった。
風前の灯であるこの柵に、なぜか吊るしてあった鉄製風鈴。その涼しげな音色を二度と奏でることなく消え去るのだろう。
昨年、ある週刊誌の「廃線と美少女」にも登場した、菅牟田支線跡も残るこの小さな鉄橋も、いよいよ撤去も秒読み開始か!?