三井鉱山は、当時のエネルギー革命の対応策として事業多角化を進め、その1つにセメント製造があった。1963年、小野田セメントと三井のグループ企業の協力によって三井セメントを設立。田川と門司に工場を建設する。1964年9月11日、国鉄伊田線金田駅から工場への専用線が開通。セメントクリンカ(これに石膏を混ぜて粉砕したものがセメント)の発送(後に田川工場内で仕上げまで行うようになったため発送品はセメントに変わる)、三池炭鉱からキルン燃料用石炭の受入に使用される。1976年に「三井鉱山」に吸収合併、1999年9月からは三井鉱山セメントとなる。2003年、親会社の三井鉱山が産業再生機構の支援を受けることとなる。セメント事業からの撤退が決まり、三井鉱業セメントの会社清算が決まる。有償譲渡先の麻生ラファージュセメントが鉄道輸送は行わないとしたため、2004年3月25日、最後のセメント列車を運行、そのまま廃線となった。
珍しく土曜の仕事が定時に終わり、ちょっと時間が空いたので、C571鷹さんにお借りしていた写真を返しがてら、三井鉱山セメント専用鉄道(金見鉄道)/5.2kmの内の金田町部分を見てきました・・・
編集中。
町境のガーダー橋付近〜金田
ある朝、通勤中に上司から電話が。
「あ、おっちー?来る時に糸田に寄ってくれる?」「・・・(瞬時に三井鉱山セメント専用線を思い浮かべ・・・
この日は2月なのに珍しく暖かかったのでバイクでブラブラ(探索)してきました。いつものように時間制限アリでしたけど・・・。三井鉱山セメント専用鉄道跡は、部分的にちょくちょく見てたんですが、久し・・・