2006年のGWは田野浦公共臨港鉄道に「しおかぜ号(上山田トロッコ)」が運行され、大変話題になりました。今年はナント営業休止中のJR貨物・外浜駅構内にて「手こぎトロッコ」乗車イベントが開催されました。
外浜駅の正面にあるテントがトロッコ乗り場です。
「手こぎトロッコ」とは何ぞや?
イベント開催を聞いたとき頭の中では、子供の頃に夕方の再放送で何度も見た「トムとジェリー」に出てきた、両サイドでハンドルを上下に動かすトロッコのイメージでした(笑) オフィシャルサイトを見てビックリ。・・・そのままやん(笑) こんな素敵な車両が動かせるなんて!これは行かないわけにはいかない。という事で、おっちー娘の沐浴タイムには帰らなければいけない関係で往復高速移動2時間、現地滞在時間20分というバタバタスケジュールのなか行ってきました。
おぉ〜、漕いでる漕いでる。
休止直前まで使われていた線路じゃなくて、側線を走るところが良いじゃないですか〜。
ファミリーが楽しそうに乗っていました。微笑ましいですねぇ。本物の線路でこんな体験なかなか出来ませんよ。軌道自転車やトロッコと違って腕力勝負ですから(笑)
三角山をバックに走るトロッコ。小学生の少年が1人で一所懸命漕いでいました。スタッフの方が横を付いて来てくれるので、何かあったときに安心ですね。
こちらは和布刈側の乗降場。終了間際に行ったので、1回待ちですぐ乗れました。
これが手こぎトロッコ・メロディ号だ!なんとシンプルな車両なんでしょう。トムとジェリーに出てきたようなシーソータイプのハンドルではなく、対面同士が別ハンドルで動かすようになっていました。カラーリングもおっちー好みで◎。
あまりじっくり観察する暇が無かったので、サッサと乗車して出発〜。約80mということだったので、なんだか短いなぁと思っていましたが・・
うぉりゃぁぁ〜、お、重い!
こりゃ1人で動かすのは辛いわ(笑) 80mぐらいが丁度いいかも・・スタッフの方に話したら、皆さんそう言われますねぇと・・そりゃそうやろうね(汗) 漕ぐのを止めると、ほんの少し惰性で進むもすぐに停止。一気に漕いでヒャッフォ〜!っと楽をしようしたらいけませんな。安全面では良いかもしれません。
いやぁ〜、短い間でしたけど大変面白かったです。また是非こういった線路を使ったイベントをしてもらいたいですね!港町にはレールが付き物。田野浦地区も含め、観光の一部としてもっともっと線路が活用されることを期待します!
和布刈側の乗降場そばの踏切より田野浦側を見たところ。中止直前まで使用されていた線路は、草が生えてなく現役線のように見えます。
2006年に上山田トロッコが走った付近もまだまだ現役線のような感じ。いつの日か、またここを列車が走る日は来るだろうか・・。
こちらは外浜駅から門司港方面をみたところ。廃止じゃなく休止中だからなのか、信号は生きてるんだよね。田野浦で土砂崩れがあった箇所も信号は生きてましたもんね。