黒崎といえば駅を中心に半放射状に広がる商業の街というイメージがあります。子供の頃から比べると大きく様変わりしてますが、駅前に立つと少し懐かしさが感じられます。
駅から西へ進み、かつて西鉄電車がひしめき合っていた車庫のそばのガードをくぐると、そこは北九州工業地帯の西端、黒崎の別の顔が見えてきます。目の前には専用線があり一般人お断りの雰囲気が漂っています。撥川に怪しげな橋台跡のようなものがありました。
写真の奥が黒崎駅。手前に伸びる線路はどうも使われてないようだ。左に伸びる線路は・・
まだまだ現役の専用線でした。看板には三菱化学専用鉄道と書いてありました。探索後、黒崎駅のホームで列車を待ってると、ここからトロトロ出てくる貨車が見えました。
使われてない専用線を辿ってみることに。割子川を越えていた専用線は左の空地を通っていたのだろうか?
途中に白線が2本引いてありました。ここももうすぐ潰れるんだろうなと感じました。
線路はそのまま三菱化学内へ続いていましたが、よく見るとすぐに途切れていました。
前回F355さんに提供していただいた割子川に架かるガーダー橋の先には一部レールが残っていました。
バイパス工事も着実に進んでいるようで、この先どう変化するか見ておきたいと思います。
昭和49年とかなり古めの空中写真ですが丸数字が撮影位置&掲載順番です。
国土情報ウェブマッピングシステム
cku-74-7_c12b_17.jpgより