よく近くを通っているわりには一度も探索をしたことが無かったので、今回初めてウロウロしてみました。この線のことは正直、詳しく知らなかったのですが、webで調べたところ、平成8年3月に廃止されていたようです。
接続駅だったJR日田彦山線石原町駅です。列車では何度も通ったことが有るのですが、駅周辺に行くのは初めてでした。まず、この信号機。よそを向いています。明らかに専用線用の信号だったとわかります。ポイント付近の小さな3灯式の信号機もよそ向いてました。
石原町を出て何カ所目かの踏切を石原町方面を望む。雑草に埋もれていますがレールが残っているようです。すぐ近くに蛇がいてかなりびっくりしました。やっぱり廃線探索は夏は不向きやね。
こちらは鉱山側。しばらくは日田彦山線と並走しています。それにしても雑草がすごすぎます。まったくレールが見えん。
国道322号線旧道にはそれぞれガーダー橋が架けられています。奥はJRで現役ですが、手前の専用線の方も残っていました。
並走していた日田彦山線と離れてすぐの所にある「共用亀ノ甲踏切」跡。この踏切跡にはレールはありませんでした。左奥に高欄が見えている所が日田彦山線。かつてスイッチバックのあった呼野へ向けて高度を上げていってます。
共用亀ノ甲踏切跡から鉱山側を見たところ。フラットな直線が続いているのがよくわかります。
国道322号線旧道の踏切跡より石原町側を望む。路盤跡には車の通った形跡がありました。地元住民が利用してるんでしょうね。
こちらは鉱山側。踏切機器は残っていませんでした。
そこから少し路盤の入ってみると、足下にはバラストが残っていて、線路跡に立っていることを実感できます。横には何かの機器が残っていました。