大任駅は変化がないようなので、割愛させていただきます。
大任から分岐した路盤跡はすでに道路化が完成しています。ゆるやかな勾配だった築堤は崩されフラットになり、かつてコンクリート橋で跨いでいた道路から急勾配の道路へとなっています。登りきったところに鉄道時代の側壁はが残っています。この先には短い柿原トンネルがありましたが面影は全くありません。
赤村へ抜ける県道を渡り、郵便局の裏手にある函渠跡。
再下段図内「A」
1961年に完成したようです。写真左下には銘板がついていますが、噴出物が付着していて判読不能です。
歩行者・自転車専用道になっている路盤跡を進むと苔がびっしり生えた鉄道時代の側壁があります。わけのわからん落書きと不法投棄されたゴミが痛々しかったです。
再下段図内「B」
さらに進むと道路に突き当たります。昭和56年の空中写真(再下段図参照)で見る限りでは、ここは道路は無く左右を側壁で囲まれた路盤が続いていたようです。再下段図内白丸。写真ではわかりませんが、右側奥に手前側へ向かっていた側壁を崩した痕跡があります。
一昨年メールをくれた方の報告によると、ここにはレールが残っているそうです。侵入が困難なので未だに確認出来てません。(後日現地確認しましたら、撤去済みでした・・・)
上の所をよく見ると「工」がありました。デジタルズームなのでへっぽこ画像です・・。
20年以上前の写真なので現在とはかなり異なっていますが参考になると思います。