2003年最初の廃線探訪は、上山田線再トレースと油須原線跡探訪でした。というのも、過去に油須原線跡で開催されたトロッコイベントを掲載されている相互リンク先の管理者さんと会う機会がありまして、油須原線跡へ行こうということになりました。雨だったのが非常に残念でなりません。けど次の日は雪だった。
赤村役場の下の油須原線と旧田川線合流部ではご覧の通り、正月3日というのに工事作業が行われていました。ご苦労さまです。で、なんだこれ?駅が出来るという話は聞いていたが、これのことか?平成筑豊鉄道が走っている左側にはホームらしき基礎工事もやってたし。ちなみに画面中央から左下にあるのが新設されたトロッコ用レール。新聞(14年12月19日西日本新聞筑豊版)によると牽引機も用意してあるようで、トロッコイベントの件は進んでいるようです。
先程の場所から少し大任寄りに進んで、過去に軌道自転車イベントがあった場所へ来てみた。同行した管理者さんが持ってきてくれた写真にはこの築堤上を走る軌道自転車の様子が写っていました。行きたかったなぁ。ここは、私が前回来た時と様子は変わらないが、うっとうしい雑草陣がないこの時期は容易に侵入できるのでうれしい。冬は廃線探訪にピッタリだと思う。
野原越トンネルへ入ってみる。トンネルの中までレールが敷かれてある。ここまで走らせるつもりなんだろうね。イベント開催が待ち遠しいですな。
大任側を望む。トンネル全体がカーブした構造になっているので当然先は見えない。しかしレールは暗闇の中へ続いている。必須アイテム懐中電灯を忘れた事に後悔した瞬間であった。