台風一過の日曜日に今年も旧JR上山田線跡(上山田〜熊ヶ畑間の一部)において、トロッコフェスタが行われました。前日の夜まで雨が降っていたので開催を心配したが、当日は子供連れをはじめ、若者からお年寄りまで多数来てました。
これが「トロッコ列車」。 おいちゃん2人が操作していた小型エンジン搭載のモーターカー?と3台3様のトロッコ、それに軌道自転車の5両編成で、熊ヶ畑活性化センター近くの消防倉庫裏の築堤から上山田方面へ数百メートルの間を往復しました。トロッコの走行する区間の築堤は、今も現役で使用されているかのように、雑草が除去されて、きれいになっていました。
上山田方に連結された軌道自転車は子供に大人気だった。その後に連結されているのはD51 542のプレートの付いた屋根付のトロッコ。その次に、子供達の描いた絵が周りを覆ったトロッコ。その後は、インディジョーンズばりのデザインのトロッコ。なんと、この車両は私の母校、近畿大学九州工学部産業デザイン学科の作品でした。私は、D51トロッコと、いんちきモーターカーに乗ったんですが、乗り心地は最悪。もう、振動がもろに骨に響いてく感じでした。だけど、廃線跡にこういう形で乗れるということは、廃線フリークには、たまらないですよね。
線路上には、いつもは雑草の中に埋もれていた、キロポストやカーブの標などが久しぶりに太陽を浴びていました。線路脇にはスタッフの方が所々立っていて、トロッコが通過する度に手を振っていました。
疾走!軌道自転車!
「ペダルが足にあたると危ないから、こうして上に足を置くんだよ」と右側に座っているスタッフのお兄さん?おいちゃん?が、ちびっこに言っていた。ああ何回も往復していると、すごくお尻が痛くなりそうだ。
いんちきモーターカーとD51トロッコの前には、ヘッドマークがついていました。国鉄のプレート付。