日向市には仕事の関係で何度も訪問しているのですが、細島線跡を探索することができたのは平成17年2月と、平成17年12月のみでした。この10箇月の間でも大きく変わってしまった箇所もありました。2月は細島駅まで、12月は手前のジャスコまで行きました。このレポートでは、ジャスコまでは12月の写真を紹介し、ところどころ2月時点の写真とを比べながら、ジャスコから先の橋りょう跡〜細島臨港線までは2月の写真を紹介します。
●日向市駅(駅の自由通路から宮崎方面を見たところ)
細島線跡と3番線跡には高架橋が建設中でした。2月(下の写真)にはまだ線路跡が残っていました。
●日向市駅(駅の自由通路から宮崎方面を見たところ)
2月の状態 日向市駅構内は結構広かったようですね。すでに日向市駅の3番線は駅の高架化工事のため撤去されていました。
●日向市駅(駅の自由通路から大分方面を見たところ)
高架橋が急ピッチで施工中です。考えたら地平の駅部分も間もなく廃線になるということで、これも貴重な写真になる?
●原町踏切の踏切跡
日向市駅を出てすぐにある原町踏切の跡。日豊本線と並んでいました。細島線跡は遮断機の奥を通って、高架橋の橋脚の奥に続いています。
●原町踏切(アップ)
踏切跡をアスファルトで舗装しているのがはっきりと分かります。
●原町踏切から細島駅方面を見たところ
日向市駅の近くは意外と廃線敷きがそのまま残っています。この辺りは区画整理事業が実施されているので、近い内に消えてしまうでしょう。
●さらにその先
道床バラストや用地杭などが残ったままです。この日は草刈が行われていました。
●用地杭
JRの文字が水色です。JR貨物の用地だったことがわかります。
●2箇所目の踏切跡
踏切跡には落輪防止壁やレールが残っています。奥のトラックは草刈作業のトラックです。
●2箇所目の踏切跡アップ
レールはちょうど踏切の部分のみ残されています。