肥後小国駅周辺は整備されて路盤は姿を消しています。駅跡より少し歩いた所にある路盤跡までは道路を歩くことになります。路盤が目の前に見える交差点から上へ登って、いよいよ本格的な廃線跡ウォーキングのスタートです。
路盤はレール・枕木は無く、バラストと思われるものが残る程度でした。普通に歩けます。所々にこのような実をつけたものがあったりして、歩く以外の楽しみもありました。向こうに見えるのは宮原トンネルです。この線路跡全体に言えるが、森の中を抜けていくため日影部分が多く、少し寒かったです。
目玉遺構第1弾、宮原トンネルに突入です。普段はフェンスが貼られ、侵入できないようにしてたようです。そのフェンスには宮原トンネルの案内板が貼られていました。
脇に残っていたもの。うす汚れた銘板と外された森保線区の立入禁止看板、錆びた鉄条網、苔で被われた坑門が廃線歩きのテンションを上げてくれる。
宮原トンネル内はバラストがかなりの量で残っていました。電気が無いため(当り前か)足元にはロウソクによる照明が続いていました。トンネルは途中でカーブしており、足元の照明だけでは視界が悪い。しかも天井から落ちてきた水で水溜があったりと、一緒に歩いた嫁は大変ご不満だったようです(笑)
おっちー的には廃線歩き度は抜群だったんだけどね。