志免町に入った所から線路跡は「志免鉄道公園」として整備されています。この看板は御手洗駅跡のそばにあります。
御手洗駅跡。廃止時は片面ホームでまともな駅舎も無い寂しい駅でした。ここまで綺麗に整備されていると駅があったなんて信じられませんね。
私がさよなら列車に乗ったときに撮った駅名板。後にある建物が今も健在で、場所の特定が容易でした。
左が2003年8月、右が1985年3月31日
御手洗駅跡の広めのスペースから上亀山方面へ進むと真っ直ぐな緑道があります。この辺一帯は小さな町工場があり、緑道を歩いていると、あちらこちらから、いかにもモノ作ってますっていう音が聞こえきます。機械の動く音やモノを叩く音、AMラジオの声やオヂさんの「おらび声」(笑)
そんな町工場の片隅に用地杭がありました。全台大開放!な窓の向うに見えるオヂさん達にアヤシまれないようにしゃがんで撮影(笑)
しばらく進んで行くと緑道が途切れて砂利道になっています。見た感じでは結構人通りがあるようです。
上の写真の近くにも用地杭を発見。室外機が、なんかすごく生活の匂いを感じますねぇ。
線路跡は目の前に見える道路で分断されています。この道路を写真右方面へちょっと進むと福岡空港です。仮に残ってても空港へのアクセスには使えんかっただろうな。博多駅から地下鉄ですぐですもんねぇ。都心部からこれほど近い空港って他にあったけ?
上の地点から吉塚方面を見たところ。真っ直ぐ工場・倉庫群の中を突き進む。どことなく臨港線の雰囲気に似てる。そんな風に感じる光景です。
空港に抜ける道路に突き当たると、目の前に上亀山へ続く緑道がある。時間の都合で今回はここまで。また折り返して御手洗駅跡へ。すると嫁からTEL「終ったよ」至急戻れの指示が・・。あとから行くつもりだった柚須周辺の緑道走破を断念。今度こそは全線走破だ!っていつも言ってる気がする(笑)