広い筑前宮田駅構内のはずれの方に貝島炭鉱専用鉄道の短い橋台跡が残っています。コンクリート製で筑前宮田の手前で分岐していたのか2線分ありました。家庭菜園と化している路盤跡が6坑方面へ続いていることから、晩年は左側のコンクリート橋を通っていたと思われます。
画面奥向きが6坑側、手前が筑前宮田側です。駅ホームよりも終端側に突っ込んでいる形で続いているのがわかります。
上の写真を横から見たところ。路盤の残る方は下を流れる水路を完全に覆ったコンクリート橋になっているのがわかる。
コンクリート橋上から6坑方面を見たところ。向こうに見える道路の先にも路盤が続いていて、八木山川の橋台跡まで路盤跡を確認できる。