水晶観音駅。ここも残念ながら周囲にそれを示すような構造物は遺っていませんでした。近接して地元の偉人の頌徳碑が遺っています。ここから唐比浜へと列車は進んでいきます。
愛津駅からはガソリンスタンド右上方向からこの大きめの道にたどり着きます。水晶観音駅は道の合流後すぐの位置にあったそうです。
さて、、ここでいったん廃線を見失ったわけですが(困)、とにかく海側に出ればよいのだ! という確証のない自信のもと、海際に出てみました。はてさて、さっぱり証拠はありません。とりあえず海際道路を進んでみました。
突如登場の濱駅跡石碑。敷地がないからか、民家の塀に完全にめり込んでいます。ここ周辺は唐比浜と呼ばれた景勝地+温泉地で、鉄道も観光客を当て込んでの路線配置であったのでしょう。
結果この道が廃線跡であったことを確認。狭い、民家の玄関が面していない、まさに単線鉄道の末路を物語っています。この道を海岸線沿いに鉄路は進みます。