この貨物支線は、彦山川を隔てた方城にあった三菱方城炭鉱の運炭目的で敷設されました。開業当初の起点は本線上(金田〜糒間)の方城分岐点でした。方城分岐点〜方城間の距離は、42C≒844m(T10・鉄道省鉄道統計資料/停車場変遷大事典では0.5M≒804m)。営業期間は、1909年〜1971年。1930年、方城分岐点廃止により起点が金田に変更になっています。現在は、道路・住宅等になっています。以下の写真はC571鷹さんのご提供で、私が探索した時の説明を付け加えています。
金田駅から少し方城側へ来た所。金田側を見ています。
ほぼ同位置から方城側を見たところ。
このあたりから方城側へカーブしていきます。
本線からだいぶ離れてきました。
金田駅前の通りを渡っていました。その先は交番になっています。
方城駅跡周辺は団地や倉庫になっており、遺構は見つけられませんでした。
方城駅跡と思われるあたり。全く分かりません。
川を渡って方城駅跡を見たところ。運炭線はこの川を渡って方城駅に接続してたようです。
方城町側には運炭線の煉瓦橋台跡が残っています。
比較的大きい橋台です。
いい具合で残ってますねぇ。