芦屋線跡がよくわかりますね。2010年4月現在、室木線跡の方では県道跨線橋の新設工事が行われており、古月側の線路跡の県道と繋がるようです。小さな橋りょうがいくつかありましたが、跨線橋の下に造られた建物への道路に開通時の煉瓦橋台が流用されています。
DE10に牽かれた旧型客車が遠賀川へ向けて出発(826レ・撮影日時より判断)。その隣には比較的長い貨物列車が留置されています。側線にも貨車が点在しています。
全盛時はもう少し側線があったと感じる構内ですね。西側(画面下)には石炭積込場があったような感じです。運炭線跡らしきものが画面右下と中下から駅へ続いています。
ここも側線跡が残っていて広い構内だったことがわかります。現在は一部が宅地造成されていますが、まだ空き地も目立ちます。側線跡には枕木製の柵が残っています。
この空中写真が撮影されたのは、山陽新幹線開業の2日前(1975年3月8日)です。新幹線建設時に使用された引込線は、既にお役御免になっていたようで一部が撤去されています。現在も新幹線高架そばの盛土跡、室木側の橋台跡が残っています。