(訪問日/02.4.7)
2002年の4月に行ったものをず〜っとUPし忘れていました。 伊田線は筑豊本線直方から日田彦山線の田川伊田までを結んでいた路線。全線複線という驚きの線でもある。この線も歴史は古い。炭鉱全盛時の輸送量の凄さを想像させる。国鉄末期には廃止候補に並んでいたが、現在は平成筑豊鉄道として活躍中の路線である。 中泉駅付近をクロスする国道200号線バイパスから見おろすと、いかにもというような緩いカーブの土盛りが見える。これはあやしい(笑) 中泉からは日焼・大城第1への各支線があったので、これはどちらかに違いない。そんな気持ちで土盛りへ近づいていった。
向うに見えるのが国道200号線バイパス。上の写真はそこから見おろしたところ。路盤跡に近づいてみると、春の陽気で成長してきた若草の中に「工」が残っていました。
さらに路盤跡を進んでいくと一旦道路と家屋に飲み込まれてしまいます。一番上の写真の左端真ん中あたりです。ここには小さな川が流れており、片側だけですが橋台跡がありました。
さらに進んで行くと、線路跡らしい緩やかなカーブを描いた細道が続いていました。途中には「工」も残っており、この道は路盤跡に間違いないと確信しました。菜の花がたくさん咲いており大変きれいでしたよ。
さらに進んで行くと行き止まりになっていました。諦めて引き返し、その先を探るべく車を走らせましたが、決定的な「あやしさ」を感じることが出来ませんでした。 平成筑豊鉄道の藤棚駅付近にも、とってもあやしげな(笑)道路がありました。こっちも支線跡だったんかなぁ。
しっかりと残った境界柱「工」
初めて探訪した地でこれを見て
( ̄∀ ̄ニヤリ☆ するのは私だけではないはず。