たまに話題に出てきてた鹿児島本線・福間〜東福間間にある謎のレンガ橋台跡を見てきました。車窓からは一瞬なのでよくわかりませんでしたが、線路挟んで1対と片側にもう1つあったんですね。
まずは鹿児島本線下り側、福間方の橋台へ近づいてみました。向う側の橋台には床石が3つあるのがわかります。通常、床石は左右1対だということだけど何故か3つ。そう言えばどっかでも見たような・・。 手前に見える橋台に立つと対面に見える橋台の向きが何か変に見えました。
さらに東福間方には大きな断面を持つレンガ構造物があります。こちらは片側だけ残っています。
よく見ると削りとられたように見えます。かつては本線上り線付近まであったのでしょうか!?となると単線時代からあったのか!? 一般的な橋台とはかけ離れた変わった形をしてます。何なんでしょうねぇ?
両橋台とも東福間方は鹿児島本線に対して斜めになってます。しかし福間方は直角に近い。なぜだ?
今度は鹿児島本線上り側へまわってみた。橋台上は民家の庭の一部となってるようで植物がたくさん植わってました。
向う側でおかしいな思ったのは間違いなかったみたい。やっぱり鹿児島本線挟んで向いてる方向が違う。まさか曲線形の橋りょうなのか!?
こちらは東福間方の大きなレンガ遺構の側面。削られているのがよくわかります。
位置関係はこんな感じ。ものすごくいい加減ですがご勘弁を。謎が多いこの遺構。何者なのでしょうか? 様々な憶測を目にしますねぇ。レンガなのであらかたの時代はわかります。また、当時、関与してると思われる会社も限られてきます。皆さんはどう思われますか?まぁそのへんの曖昧さが遺構探索&研究の楽しいところですな。未成線跡だとしてもこの形状、鹿児島本線に対してのクロス方向、残り方は不自然だと思いませんか? (2005.11.追記)新事実情報が入りました。続きをどうぞ。