2015年12月アーカイブ

きかんしゃトーマスの絵本原画展

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もうすでに終わってしまいましたが、田川市美術館で開催されていた「絵本原画展 きかんしゃトーマスとなかまたち」を観に行っていきました。
行ったのは12月13日、あと、最終日の12月27日にも行ってきました。

私のきかんしゃトーマスとの出会いは、子供が生まれてからです。「汽車のえほん」の存在はテレビシリーズの「きかんしゃトーマス」を観るまで知りませんでした。「きかんしゃトーマス」は、ポンキッキでやってるあれか、子供向けだろ?プラレールに毛が生えたもんだろ?的な感じで、眼中にありませんでした。
その後、子供が生まれて、親子でカートゥーンネットワークやキッズステーション等で子供向けアニメを観始めた時に「きかんしゃトーマス」を初めてまともに観ました。話の内容は、なかなか面白く、設定や用語もしっかりしているし、一番惹かれたのはジオラマにアーチ構造物が多い点でした(笑)
すぐにハマりました。よく事故を起こしていたのがアレですが(笑) 先日NHKで放送された「きかんしゃトーマスのヒミツ旅 世代を超えたおくりもの」では、作者のウィルバート・オードリーが物語を書くに際に『実際の鉄道事故を元にしていた』という話を、当時のスクラップ記事とともに紹介していました。ゴードンが転車台から落ちた話、トーマスが鉱山の進入禁止の線路に突っ込んで落ちた話など。実際に鉱山の穴に落ちた事故では機関車は60メートル下に落下したそうです。機関士は落ちる前に逃げ出したとか・・まさにテレビシリーズの事故時でよくある機関士神脱出じゃねーか(笑)
テレビシリーズの絵本は子供らにさんざん読み聞かせました。寝かすつもりがこっちが眠たくなって、物語がぐちゃぐちゃになりつつも読み聞かせ続けていたのが懐かしいです。
CGシリーズになってからは面白さ半減になった気がするのは私だけ?

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展示室に入るとトーマスが迎えてくれます。この一室は撮影OKで物販も行われていました。
らでわいさなね。は?違う違う(笑)

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↑入ってすぐ右にブロックで作られたトーマスが居ました。
こどもが、レゴやん!レゴで出来とー!と言って大興奮でしたが・・・・あのー、これはダイヤブロック製のようですよ(笑)

この先の展示室は一切撮影禁止。そりゃそうだよな。
原画ってA4サイズぐらいあるのかと思ってたけど、もっと小さい。いや小さすぎる。はがきサイズよりは大きい?かな。絵はものすごくしっかり書き込まれてて驚きました。イラストレーターは時期によって異なり、絵柄も大きく変わっているのも驚きでした。テレビシリーズで観た内容の原作もあり、あーこれあったあった、観た観た、面白かったよねコレ。みたいな会話で楽しめました。逆にテレビシリーズでは無い物語もあり、インタシティ−125の絵がありニヤリしてしまいました。
ただ、原画の展示位置が大人が観れるぐらいの所にあったので、小さな子どもは抱え上げないと観れない絵があったことが残念でした。まぁ、子供にガンガン触られても困るだろうし、その点では仕方ないんでしょうけど・・。
あと、テレビシリーズの撮影で使用されたという鉄道模型も展示されていました。トーマス、ゴードンなど様々な機関車、信号場など、大きくて迫力ありました。また、模型でやってくれないかなぁ。CGはどうもなぁ・・(汗)

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↑トップハムハット卿とE.T.ごっこ(ネタ古っ!)をする俺氏(笑)
展示スペースを抜けると定番のプラレール。ただし動いてません。レイアウト台の外の白線から内側は入れません。もちろん触れません。ちびっこにとっちゃ、ある種の拷問ですばい。その先に遊べる木製のおもちゃはあったけどね。

12月13日に行った時は、たまたま平成筑豊鉄道のミニ列車運行が行われていました。

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この日は物販の図録やポストカードが気になっていたんですが、子供が腹減った飯食わせろとうるさいので(笑)、何も買わずに出てきました。しかし、どうしても気になる・・。てことで、展示最終日に再度行ってきました。

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"ON SCHEDULE"
やっぱハット卿といえばこれですよね。スペンサーもポスターっぽいデザインが気に入りました。原画ポストカードの種類が私の好みと一致しませんでしたが、唯一手が出たのはトーマスとゴードンの並びのやつ。このコンビ。いいよね。

「起きろよ!怠け者!僕みたいにちゃんと働けよ!」名言です(笑)

先日、久しぶりにフリータイムが出来たので(正確には買い物を頼まれた)、筑前宮田駅跡の様子を見てきました。

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↑筑前宮田駅旅客ホーム端末部から駅舎方向を見たところ
構内は駐車場として利用されているようです。役所関係の車が多いように見えました。


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↑駅構内跡を分断してる建設中の道路から旅客ホーム全体を望む
ようやくまともな?跡地利用をされているように思います。草ぼうぼうだったり、残土置き場になってたりしてましたもんねぇ。あ、仮設住宅があったこともありましたねぇ。


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↑旅客ホーム前


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↑旅客ホームの一部は爆裂して鉄筋が露出してます。
崩れる落ちそうなコンクリートって、なんでこう魅力的なんでしょう。丸鋼の鉄筋や骨材がたまりません。


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↑ホーム上屋を支えていた古レール製柱の痕跡がいくつか残っています。


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↑貝島炭鉱専用鉄道のコンクリート橋が辛うじて残っています。
すぐ横で道路工事の真っ最中なので、こいつらもどうなるのか分かりません。


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↑駅前を貫通する道路と専用鉄道がクロスしていた所に残っていた橋台が無くなっていました。
↓同じ場所の2013年の写真
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別角度から
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↓その先の線路跡の盛土も一部が削られていました。
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この盛土は八木山川の橋台跡まで続きます。川の向こう側は廃線敷を利用した道路があります。いつかは繋げる計画なんでしょうねぇ・・。

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↑道路建設の計画が素直に廃線敷をトレースするならば、この橋台・橋脚も消える運命になりますな。撮影地点付近が宅地造成されたので遺構が見やすくなりました。初めて行った時は橋脚の向こう側から探索しました。


駅周辺をひと通り見て、次に貝島炭鉱専用鉄道の六坑〜二坑間の掘割跡を見に行きました。すると、驚いたことに完全に埋められていました。前に来た時点で何かの工事が始まっており、駅構内を分断している道路の延伸部分なんだろうと思っていました。造っていたのはテニスコートでした。もしかしたら現在のテニスコートが道路に引っかかるからかなぁ・・と空中写真を見ながら思いました。

↓2015年12月(上段)と2013年(下段)の様子
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↓少し奥からの様子。
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おまけ

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ちょうどこの位置にボタ運搬軌道跡が残っていました。この下が専用鉄道の掘割です。写真は1997年ですが、その後もしばらく残っていたと思います。

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