鯰田炭坑貨物支線橋台跡

Category:廃線・未成線 コメント(2)

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幼少時代に何度も車窓から見た、鯰田炭坑貨物支線の橋台跡。鯰田炭坑駅側の煉瓦橋台はかなり前に無くなってしまったけど、本線のすぐ横にあった鯰田駅側の橋台は不明なままやった。必ずあの薮の中に何か残ってるはず・・・・そう思って何年経ったやろう・・・。上の写真は右側が鯰田駅です。

いつだったか、博多行電車に揺られてボーッと支線跡を脳内トレースしていたら、怪しげな構造物が目に入ってきました。一瞬だったので確認する間もありませんでした。これはリベンジすべしと、子供たちと大回り乗車した時に凝視してみたら、なんと橋台跡でした! しかもコンクリート+煉瓦ですぜ。たまたま線路脇の草が刈られており、さらにいつかの積雪の影響で枯れ草がダウンしてたのもあって、今までにない見やすさになっていました。

上り列車からは確認出来ないので、下り列車に乗って、以下の目印を参考にしてください。
全神経を集中させて、刮目せよ!!

namazuta2.jpg

「橋台跡はココ」が被って見えるのは、位置関係の参考のため。
あ、今からモジャるので見えなくなるかもしれません・・・・

鯰田炭坑駅は、その名の通り「鯰田炭鉱」まで、鯰田駅から延びていた貨物支線の貨物駅です。鯰田〜鯰田炭坑間の距離は、40C≒804m(T10・鉄道省鉄道統計資料/停車場変遷大事典でも 0.5M≒804m)。営業期間は、1909年1月1日〜1945年6月10日。1945年からは鯰田駅に併合され構内として存続していました。おそらく炭鉱閉山まで使用されていたと思いますが、詳細な廃止日はわかりません。

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コメント(2)

>ちくまえ。さん
動く方向が違うけど、目押しが出来る方なら余裕だと思います。
今の電車は殆どの窓が開かないから、車内から撮るのは難しそうですね。
誰かがあの辺一帯のモジャを処理してくれるのを期待します(笑)

スロットの目押し技術が生きる遺構ですな(笑)
よーく見るにはゴム長履いて川から攻めるのが正攻法?(^ ^;

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