2012年7月アーカイブ

三岳入口バス停跡

Category:バス停跡 コメント(8)

忘れた頃に登場する廃バス停シリーズ(正しくは廃バス停待合所)。書いてる本人も忘れてたという、やる気あるのかコラ?シリーズなんですが、先日、久しぶりに通ったある道路沿いに非常に萌える廃バス停を捕獲しました。

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来とるやろぉ〜、かな〜り来とるやろぉ〜。木造ばい。よがんじょんばい(笑) ドリフの家かよって。
しかも「ザ★昭和」な看板が中に外にペタペタと貼り付けられています。
竹林を背後に堂々たる荒廃っぷりです。「自然にかえろう!」と書かれた看板がありますが、この待合室自体が自然にかえるのは時間の問題と思われ・・・。

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竹林と田圃が広がる長閑なこの場所は、タケノコで有名な北九州市小倉南区合馬。ググってみると、平成15年まで西鉄バスの合馬線が走っていたそうな。で、このバス停は「三岳入口」とのこと。西鉄廃止後はコミュニティバスが走っているそうだが、私の範疇じゃないので今は知らん。待合所に貼られたダイヤを見ると平成20年改正のままでした。

さて、外観をチェックしよう。合馬側から見たところ。

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出た! 「キョーレオピン」と「ぢ」 この手の看板よく見ますよね。ボーリング会社の「掘りませんか?」のコピーもなんか笑えます。中の葬祭場の看板には上富野電停の文字が。間違いなく「ザ★昭和」やね。


↓こちらは中谷側。

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ホテルね。畑トンネルのすぐそばにあるアソコね。ん?八幡区だと?間違いだよね?西と東に分かれたのは昭和49年やぞ。まさかそんな昔から貼ってある看板なん・・・? アピロスとニチイも懐かしい。

そして、中がまたスゴイ。

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病院の看板の電化製品風な書体に萌えなんですが、その上を見ると「西鉄バス」の文字が。
そして色々とお願いが記されています。

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キップって何? 売場のない所は車掌より!? いつ頃の看板なん!?
車掌が居る「ツーマンバス」は北九州市営バスの特定路線で昭和50年代に乗った記憶があるけど、西鉄のツーマンはいつ頃まであったんでしょうか? この看板は内容的に、このバス停だけじゃなく、他のバス停でも使われてた感じですね。

旧小倉鉄道煉瓦橋台跡

Category:レンガスキー コメント(3)

ここは月刊ブログか?と思われるほど放置気味(ネタはあったがやる気の問題・・・ツイートはしてたけど・・・汗)だったところ、とんでもないモノが飛び込んできました。

工事現場から小倉鉄道(→添田線→日田線→日田彦山線)の煉瓦橋台跡が出てきたと、べーやん様から直接メールを頂き、メールを確認したのが7月26日朝でしたので、これは急がねば・・・無理してでも行く価値アリと思ったので強引に行ってきました。

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素晴らしい! こんな立派な煉瓦遺構が駐車場の下に眠っていたとは!!
google mapで見るとこんな感じ。この状態じゃ、こんなお宝があるとか分からんばい。

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画面奥が東小倉側。手前が石田側になります。レールの位置は煉瓦橋台からある程度予想はできますね。現在の道路よりも少し高い位置を通っていたようです。周辺の線路跡上に建っている家屋を観察すると、やはり少し道路より上なので、当時は盛土区間が続いていたのかもしれません。そして、家屋の下には他にもお宝が眠っていたり・・・・。橋台がこの位置ということは跨いでいた川はもう少し幅が広かったのかもしれませんね。想像は尽きません。

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今後、小倉経済新聞によると、この橋台は7月28日には撤去されて宅地化されるようです。数少ない遺構なだけに非常に残念ですね。施工業者もまさかこんな「お荷物」が出てくるとは思わなかったでしょう(汗)

せっかくなので、他の煉瓦遺構も見てきました。
煉瓦橋台発掘場所から石田側へ少し進んだところに、煉瓦橋台が残っています。
こちらは結構知られているので、見たことがある方も多いでしょう。

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目の前の交差点を右に曲がり、真っすぐ進むと今回出てきた現場に出ます。

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片側だけに隅石が積まれています。
鋭角になっているので装飾の他に補強の意味があるのでしょうね。

まだまだ眠ってるお宝がありそうですねぇ。

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