38.鉾田駅跡へ

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(2)
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高架橋の下、水戸側の盛土の横を通って通学していました。法尻に植えられている桜の生長ぶりに驚きました。1~2メートル程の高さしか無かったのに・・・。法面も草ボウボウになってしまいました。昔は列車がよく見えていたんですが・・。

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盛土の横を通り過ぎると、大洗鹿島線の架道橋の下を通り「グリーンロード」と呼んでた歩道を登っていきます。この橋台の落書きの酷さは昔からですね(汗) 懐かしくもあり、恥ずかしくもあり・・。どの土地でも橋台はバカタレの餌食になりやすいですね・・・。

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廃線探索を始めてから銘板に目が行くようになったんですが、
当時は全く気にしてませんでしたね。名称と着手・竣工年月日を初めて知りました。

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着手から竣工までちょっと時間がかかってますね。

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↓グリーンロード入り口。左から土砂が流れてる所がありますが、そこは学校裏山を抜ける近道の出口。高い木々に囲まれているため昼間でも暗かった。途中に祠みたいな物があったけど、それが馬頭観音やったんかな?

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ここも木々の生長にビックリしました。新緑の季節になるとまさにグリーンロードやね。あまりにも木が大きくなり過ぎて全体的に暗くなってしまい、ちょっと気味が悪くなってましたね。下の写真辺りからは大洗鹿島線が見えていたんですが・・・。

通い始めた頃はこの坂がきつくてタマランかったんですが、数日で慣れてしまいました。この歩道じゃなくて、高台の反対側から回る車道を通る道もあるんですが、どっちを通っても坂道なんですよね。きっと脚力が鍛えられたと思います(笑)

私らの頃も日が沈むと、外灯がポツンポツンとあるような暗い道で、冬場など部活の練習が終って暗くなった時は、防犯上?女の子と一緒に帰ったりしてましたもんね。今はさらに暗いんでしょうね。ここでも記憶の引き出しがどんどん開かれました。
グリーンロードを登り終えると、新鉾田駅方面へ抜ける道路を通って学校の前を通ります。この銀杏並木。懐かし過ぎます。ここをほぼ毎日歩いていました。そして、再び坂を下って市街地へ続く階段を降ります。
来る前は、鉾田駅までの道を覚えているだろうか?と心配になりましたが、ここまで来ると当時の感覚が蘇ってきて、地図無しでどんどん歩いていけました。商店が建ち並ぶ道を歩き、あぁ、こんな店あったなぁ、あれ?ここは○○という店だったのに無くなってるわ・・・とか、記憶の引き出しが一杯開かれたところで、かつての鉾田駅前に到着。

何?この空間。見えた瞬間、身体がフリーズしてしまいました。味のある木造駅舎は既に無くなっていました。残っているのは2本のホーム跡と線路のみ。撤去された事は知っていましたが、実際に見ると何とも言えぬ寂しさが込上げてきました。

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コメント(2)

>倫堕さん
帰ってたのは毎日じゃ〜ありませんよ(汗)
女子の多い部だったんで、必然的にそうなったと(笑)
路面電車が目の前にある方が羨ましかったりして・・・。

>防犯上?女の子と一緒に帰ったりしてましたもんね

素晴らしい!
路面電車の線路が学校のすぐ近くを走っていたわが校ではありえん。
残念(笑)

>鉾田駅

ホーム、残ってますね!
これは、行かねば。
少し、先になりそうですが・・・・
続編が楽しみです。

>記憶の引き出しが一杯開かれた

いい言葉ですね。。。。(先日の秋葉原での会話に続く)

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