34.SL再び

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(0)

10時09分/ 741M・勝田行き発車。
列車は4両編成ですが、何となく先頭車の運転室すぐ後、ロングシートの一番端の戸袋窓があるところに着席。仕方なくロングに座る時、1人の時は必ず端っこに座ります。両サイドに人が座って、間に挟まれるのはあまり好きじゃないんですよね・・。前方の運転室には、運転士の他に指導員っぽい方が2人乗っていました。運転士は新人さんでしょうか?
さて、水戸線は小山から友部までですが、この列車は常磐線の勝田まで行きます。小山発の列車の半分以上が、常磐線の水戸・勝田・高萩まで運転されているようです。出発後、しばらくすると車内の電気が一斉に消えました。そうか、ここにもデットセクションがあったんよね。すっかり忘れてました。水戸線から小山駅を経由せず東北本線へショートカットする短絡線跡があったはずなんですが、これも見るのを忘れてました・・・。
列車は小田林駅、結城駅と停車。次の東結城駅では、えらく停め方が荒かった。
窓から外を見ると「4」の停車位置目標が目の前に(汗) 微妙にオーバーランしてるようです。

前方を見ると、運転士さん、ちょっと焦ってる感じ・・・。
なんか空気重そう(汗) この後も注意してしっかり運転して下さいよ〜。頼みますばい。

次の川島駅は構内が広く側線がいくつも並んでいましたが、雑草が一面びっしり生えており使われてない感じ。廃線好きにはたまらないシーンですね(笑) 奥には駅に隣接している工場がりました。たぶんこの工場の引込線なんやろうな。

じっくり見ていると、雑草に埋もれるようにして「0」キロポストが残っていました。

架線柱も残っているし、つい最近まで使われていたような感じでした。

帰って調べてみると、駅から見えていた工場は日本コンクリート工業川島工場で、さらに空中写真で確認してみると、そこへの専用線から分岐して鬼怒川の河川敷に向かって引込線があったようです。川砂利や川砂でも採取していたんでしょうか。近くに住んでたなら間違いなく探索しにいってますね。
次の玉戸駅は1面1線の駅。いかにも後から開業させましたって感じのホームで、香椎線の香椎神宮駅や日田彦山線の一本松駅みたい。駅舎はしっかりした感じでした。
次は下館駅。駅に近づいてきたときに、ふと前方の窓を見ると黒い煙が上がっていました。

火事でも起こったのかなと思って、立ち上がって貫通扉の窓から見てみると・・・
なんと蒸気機関車の煙でした!

そうか、下館駅は旧真岡線の真岡鐵道の起点で、SLが走ってるっても前に聞いたことがあったわ。昨日のSLみなかみ号に続いて、真岡鐵道のSLにも遭遇するとは! 真岡鐵道のホームと水戸線の停車位置は離れているようで、先頭車に乗っているせいもあって、下館駅到着時には、かなり後ろの方にC12と50系客車が停まっていました。無理とは分かっていましたが、とりあえず真岡鐵道のホームに向かってダッシュしてみた。ホームに出た瞬間、蒸気機関車独特のあの匂いが漂っていました。

しかし、入れ替え用のDE10をと50系客車の後ろ姿を撮っただけで時間切れ(汗)
DE10の白地のナンバーは新鮮に見えますね。九州のDLは赤地のナンバープレートですから。
下館駅を出ると、新治駅、大和駅、岩瀬駅、羽黒駅、福原駅と停車。途中の岩瀬駅は廃線となった筑波鉄道が乗り入れてましたが、座っていた位置が悪かったのか、その跡はさっぱりわかりませんでした。もうかなり前ですからねぇ・・。次は稲田駅。

稲田で思いつくのが「稲田御影」建築・土木ではおなじみの石材です。ホームには「INADA」と切り抜かれた稲田御影石が置かれていました。

記念撮影用かな?

駅舎の柱に掲げられた古い木製の駅名標が素敵です。

次に笠間駅、宍戸駅と停まっていき、進行方向右手から常磐線が合流したところで友部駅に到着。

長距離片道切符上では、ここから常磐線を上って我孫子駅まで行き、成田線に乗り換えて成田駅に行くルートですが、今回は鹿島臨海鉄道経由で鉾田に寄り道するので、友部〜我孫子〜成田間は権利放棄します。もったいない?と思う人が居るかもしれませんが、切符は距離が長くなるほどキロあたりの運賃が安くなるので、あえて通しで買っています。友部〜水戸〜鉾田〜成田は新たに切符を購入します。とりあえず友部駅で下車印をもらって外に出てみます。

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