33.北関東横断

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(2)

昨日は夕方から深夜まで飲み続け、寝たのは午前3時をまわっていたような・・。しこたま飲んだ割には、ほろ酔いぐらいの感覚だったなぁ・・。翌朝バタバタしないように、寝る前に荷物の発送準備をしてフロントに預けてから寝ました。あれだけ飲んだのに、朝はバシッと6時過ぎに目が覚めました。寝過ごしたら大変な事になるからねぇ。とりあえずシャワーを浴びて、朝食バイキングでがっつり腹を満たして出発準備。ふと、寝る前に預けたスーツケースのカギをかけたか不安になってフロントへ。まだ集荷前だったので奥から持ってきてくれました。するとやはりカギが閉まってませんでした。危なかった〜。まだみんな寝てるんだろうな・・と思いながら、ホテルを後にして高崎駅へ向かいました。

長距離片道切符は昨日の新前橋で途中下車したままになっているので、高崎から新前橋までの切符を買って入場。高崎駅は、上越線、信越本線、高崎線、両毛線、吾妻線、八高線、上越新幹線、長野新幹線、上信電鉄の列車が集まる一大ターミナル駅。色んな形式の列車を見ることが出来ます。今日、最初の列車は両毛線・小山ゆき。新前橋から小山間が両毛線ですが、全ての列車が高崎発着になっています。これから乗る両毛線の列車はセミクロスシートの211系でした。

初っぱなから107系のロングが来たらガックリくるところでしたよ(笑)

なんと、先頭車輌はクモハ211-1001と1000番台のトップナンバーでした。これは朝から気分が良い。

この車輌に乗ることにしよう。少し時間があるのでホームを探索。

東京側のホームの端に見慣れぬ白い列車が止まっていました。パンタは無いし・・あ、これはもしかして八高線の気動車? いつだったか、東京在住の弟が「首都圏の気動車」って写メ送り付けてきたのを思い出した。

えらくスマートなイメージの気動車やね。首都圏って言ったらやっぱアレでしょ?タラコ(笑)
気が付いたら発車時刻が近づいていたので、最後尾の車輌に乗車。

8時05分/小山行き・439M発車。
新前橋から前橋大島までは高架を走る。車窓もだんだん畑率が高くなり長閑になってきました。伊勢崎駅も高架でした。聞いたことがある駅名だなぁと思ったら、オートレース場がある街でした。続いて、国定駅、岩宿駅、左手には貨物用か保線用の側線があって、昔ながらの駅っぽい雰囲気が残っていました。

岩宿駅には初めて見るタイプの危険品庫がありました。

よく見るのは煉瓦積みで瓦葺きのタイプですが、ここのは切石積みで屋根は半円形の珍しい形をしていました。石は大谷石でしょうか?
長閑な車窓から再び民家が増えてきて、渡良瀬川を渡って市街地の高架を上がると桐生駅に到着。ここも高架駅。同じホームの反対側には、かつての「足尾線」わたらせ渓谷鉄道の列車が停車中でした。

ここから足利駅、佐野駅まではそこそこの市街地を通っていきました。佐野駅の直前で進行方向左後から急カーブで近づいてくる線路が。そして、その線は佐野駅では両毛線のホームと並んで、少し空けた所にあるホームへ続いていました。東武佐野線とのこと。軌間がJRと同じ1,067mmで同じ構内(土地は分かれてるんでしょうけど)にあるように見えるので、両毛線の支線と言っても全く違和感がありませんでしたね。そして、佐野駅を出るとすぐにまた左前に離れていきました。その線を目で追っていると、上り勾配になってるようで架線が見えていました。そして、盛土が近づいきて両毛線と交差しました。橋台は煉瓦製。かなり古い時期に建設されたんですね。両毛線もそうですが、東武も結構古い時代に建設されていたようです。
次の岩舟駅はこじんまりした小さな駅舎でしたが、構内を全体的に見た感じ雰囲気的に古そう。駅横には側線があって、直感的にかつて貨物ホームがあったなと思いました。次の大平下駅を過ぎると栃木駅。

ここは東武鉄道のホームが並んだ高架駅。東武の方がのりばが多い感じ。駅周辺は田畑と市街地が混在してて面白い。栃木駅出発後、東武は両毛線の頭上をクロスして、北向きへ離れていきました。
次の思川を過ぎ、左に「おやまゆうえんち」跡に出来た商業施設を見ると、風景が長閑な田園地帯から街に変る。目の前に東北新幹線の高架が見えてきて、東北本線と合流すると小山駅到着。両毛線走破。ホームは新幹線の高架下にあって頭端式のホームでした。東北本線や水戸線のホームからはちょっと離れてる感じ。ホームを歩いていると、昨日一緒だった友人から携帯に電話がかかる。
「今どこ?まだ寝てるの?みんな集まってるよ〜」
あれ?言ってなかったけ?8時前にはホテル出て茨城に向かってるんやけど・・・みんなに言ったつもりだったけど、伝わってなかったみたいね・・・スマン。わざわざ電話くれてありがとう。
私が列車で行くっていうのは何人かに言ってたけど、披露宴で飲んでる時に「おっちーは鈍行(18きっぷ)で来たんやろ?」って言われたのには笑ってしまいました。18きっぷシーズンじゃないし、もう貧乏学生じゃないんだから、特急ぐらい使わせてくれよってね(笑)

ここでも下車印をもらうために一旦出場。すると構内に宇都宮名物の餃子の売店が目に入りました。クール便で発送してくれるとのことだったので、家へのお土産として冷凍餃子を購入。用を足した後、再入場。ここの駅も東北本線、水戸線、両毛線、東北新幹線と鉄道が集中しているターミナル駅なのでホームが多い。水戸線は15・16番のりば。階段を下りてみると既に2本の列車が入線済みでした。車輌は福岡でもおなじみの415系1500番台。

残念なロングシートだけど、今回は国鉄型車輌なので許ス(笑)
最近は、水戸線や常磐線などで走っていたものが、はるばる福岡までやってきて、筑豊本線にも入線してたりしますね。こうやって並んでいる様子を見ると福岡に居るような錯覚に陥ります。

次は水戸線走破です。

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コメント(2)

>倫堕さん
飲みばっかりであまり食べてなかったので、がっつりいっちゃいました(汗)

そう、寝台列車は贅沢ですよね。私もそう思います。
ただし・・3段寝台は・・・いやいや、寝台がどれであれ、
あの時間をあの雰囲気の中でまったりと旅をするのがいいんですよね。

両毛線・水戸線に乗って実感しましたが、やっぱ東京近郊区間は広い!!
福岡と違ってルート選択の楽しみがあって羨ましい限り・・。

ビール園>お待ちしております。あれ?違うか〜(笑)

その睡眠時間で「朝食バイキングでがっつり」とは!
さすがです。

>おっちーは鈍行

4本もの優等列車を乗り継いできたのに何てことを。(笑)
どう考えても、飛行機のスーパーシートを遥かに超える出費で来たのに~~
今や、寝台は最大の贅沢です。

両毛線~水戸線は、スーパー大回り旅行の黄金ルートなので、
同じ感想です。
高崎までは八高線だと、さらに楽しいです。

415-1500---これに乗ると「次は竹下」そして
アサヒビール園に突入!

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