28.遺構へ行こう@アプトの道/2

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(6)

おっちー、ついに碓氷第三橋梁の上に立つ!!

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写真じゃわかりにくいかもしれませんが、思った以上に長い下り勾配になっていました。
66.7‰って、こんなに急なんだと驚きました。

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格子柵には現役時の写真や工事の写真などが貼り付けられていて、往時を偲ぶことができます。橋梁の旧国道側を見てみると、先程通ってきた歩道が下の方に見えています。あんな所から登ってきました。かなりの高度差でしょ。高欄の下にはラックレールを使って何かを引っかけていたよな跡がありました。通信ケーブルでも通していたんでしょうか? 後日、家で廃線本を読み返していたら記述がありました。饋電線のブラケットとして使われていたそうです。

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高欄の内側にもその痕跡が残っていました。

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橋の中央付近から山側を見ると、遠くに信越本線の新線跡が見えました。

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こちらは重厚な煉瓦アアーチ橋ですが、あちらはスマートなコンクリートアーチ橋。技術の進歩を感じますね。あちらは今でもレールや架線が残っているそうな。廃線探索的にはあっちも歩いてみたいなぁ・・。

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_tabilog_218.jpg 横川側から見た橋梁の山側。背後はすぐ山なので、日光が当たらないせいか、手前の高欄の笠石にはコケがびっしり生えていました。雰囲気的にとてもイイ感じ。

何年も鉄道遺構を追い続けていますが、遺構と一緒に自分が写った写真って無いんですよね。銀塩写真時代のアルバムを見ても、デジカメデータを見ても、私は殆ど登場しません(笑) なので、今回はしっかり撮りました。標識柱の頭にデジカメを載せてセルフタイマーをセットしてダッシュ!

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とてもお見せ出来る顔では無いのでモザイクにしてますが、その顔は到達感に満ちた顔をしていました(笑) 名残惜しいけど、先を急ぎます。次は5号トンネル。

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コメント(6)

>Fさん
絶対オススメのキングオブ煉瓦遺構です!
ヒマとカネさえあれば、また行きたいですが・・・なかなか作れないんですよね・・。
結構年配の方もいらっしゃったので、老後の楽しみにしとくのもイイかも(笑)
場所は群馬県と長野県の県境、地図で言うと東京の左斜め上あたり?(笑)

http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=36.358165,138.697886&spn=0.005098,0.010396&t=k&z=17

待ってましたー。
映画で見て以来、すっかり虜。
生きてるうちに一度は行ってみたいです。
そこが何県のどの辺かいまいちわかってない私ですが…
(そんなことで大丈夫か、私(^^;))

残念ながら新線は立入禁止で入れないようです。
アプトの道なら、文化むらとセットで日帰り可能でしょうね。
廃線探索と健康のためのウォーキングが一緒に出来る上、温泉にも入れる最高の場所ですね。

文化むらの公式サイトには旧信越本線鉄道用地立入厳禁の旨が書かれてて、下手すりゃツーホーされるみたいです・・。
こちらの廃線のように自治体も所有者も完全放置!!状態ではないようです・・・。

>チョビさん
廃線後、既に数年経ってるので、廃線的な意味でいい具合になってる感じですね。
復活させる計画もあるとかないとか?どうなるんでしょうね。
うちにある廃線写真で一番多く写ってるのは倫堕さんです(笑)
家族写真はビデオも同じなんですが、私が入っているのはあまりありません。
撮影係はなかなか登場しませんよね(笑)

旧線も新線も素晴らしい!
東京から、二つとも歩いて日帰りで行けるのでしょうか?
「真冬じゃないと行けない才田ー嘉穂信号場間」のような難関ではなさそうなので
春の課題ですね。

個人的には信越本線の新線にもかなり興味があります。

やはりレールと架線柱はそそります。

でも規模の大きなレンガも捨て難いですね。

写真に関してですが、廃線の写真どころか家族写真のどこにも私はいません。

唯一あるといえば、ハーモニーランドとカドリーなんちゃらで撮影してもらった有料の写真くらいです。

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