25.ニヤリ@新前橋

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(0)

水上は温泉街ということで、駅前にはお土産屋が軒を連ねていました。土曜の朝ということで、まだ観光客の姿はありません。気温は少し低めなのか肌寒い。長袖を持ってきててよかった。路面は濡れているけど、雨は上がっている感じ。このまま持てくれるといいけど・・。

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さて、再入場して高崎方面の電車に乗り込もう。電車は既に入線済みで、水上で折り返して高崎行きになったようだ。この107系という電車も初めて乗りますが・・・ガックリなオールロングシート。ガラポンで白玉を出したような感覚だ・・。さっき乗ってきた越後湯沢方面からの客の大半が、この列車に乗り換えたようで、水上からの客もプラスされロングシートの着席率は100%近かった。仕方がないので、先頭車前方右のかぶりつき位置に立ちました。

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8時58分/732M・高崎行き発車。
水上駅から沼田駅間の車窓は、駅に停まるごとに少しずつ畑や民家が増えてきて、街の規模も大きくなってきてる感じ。沼田駅・岩本駅・津久田駅の間は利根川の流れに沿った区間があって綺麗な車窓でした。敷島・渋川と停まるたびに乗客が増えていき、吊り革握り率も非常に高くなっていました。その後も新前橋に着くまでも次々とお客が乗ってきました。途中、高崎方面に向けてカメラを向けている撮り鉄集団を見かけました。何か珍しい列車でも来るのかな? 車窓からは山が遠くなり、完全に市街地の中になってきました。左から両毛線が近づき、広い構内が見えてきて新前橋駅到着。
とりあえず、下車印をもらって出場。天候はまだ不安定な感じ。売店のお姉さんに今日の天気を聞いたところ「雨が降るかもしれませんよ」と言われたので、ようやくここにきて傘を購入。ビニール傘か、まぁ無いよりもよかろう、仕方ないなと思って手に取ると意外と長くて、これは使えそう。支払い時は「SUGOCA」で。こんな所でも使えるようになるとは便利になったものです。
新前橋駅から高崎・横川方面へ向かうには、乗車券の都合上、別に切符を買う必要があるので、券売機で横川駅まで買いました。そして、今回の旅で初めての自動改札機から入場。再びホームへ。時間調整の為、しばらくホームをブラブラ。駅の反対側には多くの側線が並んでいるのが見える。しばらくすると国鉄色の列車がやってきました。遠くてよく分からなかったけど、たぶん183系?9連程の長い編成。久しぶりに見た国鉄特急カラーに思わずニヤリ。すると、そこに両毛線から高崎行きの115系湘南色がホームに入線。さらにニヤリ(笑)

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停車時間が少しありそうなので「来る時に高崎側に向かってカメラ構えてる人が結構居たんですけど、何か珍しい列車が来るんですか?」と115系の車掌さんに尋ねてみると、なんと今日は「SLみなかみ号」が運転されるとのこと。車掌さんがご丁寧に時間を調べてくれました。ちょうど、この高崎行きの発車と入れ替わりで「SLみなかみ号」が新前橋駅に到着するそうだ。私が持ってきた時刻表は8月号で、秋の臨時列車は載ってなかったんですよね・・・。一本遅らせれば、ホームでSLを見ることが出来たんですが、それじゃ横川行きの電車に間に合わなくなるので、115系の車内から見ることに。

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10時08分/438M・高崎行き発車。
発車してすぐに一番向こう側のホームに「SLみなかみ号」が入ってくるのが見えました。撮影しようと、上段の窓を上に上げて(国鉄型はこれができるからイイ!)構えていたら、ちょうどホームの建物に遮られてしまってSLを撮影することは出来ませんでした。振り返って撮ってみましたが、あぁ、なんか黒いのが牽引してるなぁ・・程度の写真しか撮れませんでした。

アップにすると辛うじてSLってわかるかな(汗)

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このSLは「D51」とのこと。後に繋がってる12系客車がイイですねぇ!久しぶりに見ました。最後に見たのは筑豊本線から50系客車列車が無くなる時だったなぁ。あれは1両だけの便所対策だったし・・・あ、奥出雲おろち号に乗ったばかりだった・・(汗)あれも12系だったよね・・。登場時の姿の12系だけが連なっている列車を見たのは久大本線の客車列車以来かも・・。しかし、まぁ、こんな短時間に次から次に国鉄型車輌を見れるとは思いませんでした。

住宅街に点在する畑がだんだん無くなって、高層建築物が多くなったところで高崎駅到着。ここで信越本線の横川行きに乗り換えて、碓氷峠の煉瓦遺構を目指します。短い乗り換え時間だったので、急いでホームへ行ってみると、見えてきたのは残念なロングシートの107系。しかも、立ち客がいっぱいの状態。まさか、このまま横川まで行かないよね・・・。本線とは名ばかりの盲腸線になってしまった信越本線ですが、いくらなんでも107系は無いよなぁ・・。

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