16.タラコ

Category:たびぼうろぐ 2010.10 コメント(3)

138D・米子行き発車。
しばらくすると進行方向左に宍道湖が見えてきた。湖とは分かっているけど、この広さは海に見えますね。天気が悪いのが残念でならない・・。来待・玉造温泉・乃木と停車していく途中、常に宍道湖が見えていました。山陰本線自体が高速化されてるせいもあるかもしれんけど、広島から乗り継いできた列車があまりにも低速だったため(笑)、列車のスピードがとても速く感じる。「えがちゃん」と話してるせいもあり、あっという間に松江に到着。ここで彼ともお別れ。短い間だったけど、いい旅の思い出になりました。ありがとうございました。達者でなぁ〜。

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乗ってきた列車は松江で14分も停車するので、改札を出る前にタラコキハの撮影を・・・。
先頭車は、初めて見るツートンカラーの車輌。青白のキハばかり見ている環境なので、こういったカラーリングも新鮮です。

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さて、タラコを拝むとしよう。昭和50年代から国鉄末期にかけて「首都圏色(通称・タラコ色)」としてオレンジ一色に塗装されたディーゼルカーが全国各地で見られました。キハ40は新製時からタラコでしたが、一般型他形式もそれまでの朱色とクリームのツートンカラーから次々にタラコに変身していきました。当時は筑豊本線などでもよく見られ、ローカル線なのに「首都圏」とな?と不思議に思ったものです。気動車王国だった筑豊では当たり前のように「ごちゃ混ぜ編成」が見られました。急行色+タラコ+一般気動車色、色も形式も全く統一感の無いバラバラ加減が面白かったすね(笑) しかし、このタラコ。当時のタラコと微妙に色味が違うような気がしますが・・。塗り立てはこんな感じなんでしょうか?もしかして、当時、私等が見たものは色が褪せてたのかもしれませんね(汗)

ここで「やくも」に乗換。少し時間があるので下車印もらって買い出しへ。これまで、広島・三次・木次・宍道と下車印をもらう際、切符を見た駅員のリアクションはそう無かったんだけど、松江駅のお姉さん駅員は違った。最初は切符を差し出して「下車印下さい〜」の声に一瞬戸惑った感があったけど、すぐに「これはスゴイですねぇ!」とニコニコしながら捺してくれました。田舎の駅ならそのまま立ち話・・という流れなんですが(笑)、さすがは県庁所在地駅、人はかなり多い。なので、こちらも笑顔で返して駅を出ました。

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雨は少しやんだ感じ。ここのまま上がってくれればいいんだけど・・。とりあえず北口・南口とウロウロ。駅ビルは結構大きくて綺麗な感じ。売店でビールとつまみを買って再入場。ホームの端の喫煙コーナーで一服してると、目の前のホームに2両編成の見慣れぬ列車がやってきた。なんじゃこれ?と思ってよく見ると「スーパーおき」の文字。ええぇ?山陰の気動車特急って、こんな電車みたいなスタイルなんだ・・。お恥ずかしい話、このキハ187系の存在は知りませんでした。調べてみると2001年にデビューしてたんですね。前にも書いたけど、新しめの車輌や九州外の車輌にはホント疎いもので・・。「スーパーおき」を見送って「やくも」の乗車位置で待つ。宍道で見た「やくも」はガラガラで、これなら自由席でもよかったやん・・と思ったけど、松江から乗る客は結構いるみたいで、各乗車位置にビジネスマン、旅行客などの列が出来てました。指定取っといてよかった・・(汗)

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コメント(3)

>きらら鉄道部長さん
各地でカラーリングが違うと、これはどこどこの車だなって分かる点がいいですね。
私らが好きな国鉄色時代は「門カタ」とか「門タケ」とかで判断するしかなかったですからねぇ。

>倫堕さん
タラコ懐かしいですよねぇ。やっぱり微妙に違う感じでしょ?下地色があるんでしょうか・・。
ごちゃまぜ編成はキハ66,67が来たら「当たり」。キハ65が来たら「大当たり」ですね。
キハ35はもちろん「スカ」です(笑)

タラコとは、懐かしい!
まだ、現物見てません。(当たり前か)
私も昭和50年代とは微妙に違うような気がするのですが、気のせい?

姫路色は存在自体を初めて知りました。

ごちゃまぜ編成ーーあの頃は「選ぶ」楽しみがありましたね。
新しいのがよければキハ40、重厚さならキハ58、絶対避けていた
キハ35。

ツートンカラーの40、たしか姫路色だったと思います。姫新線で走ってたような・・・新車投入による玉突きで米子に来たみたいですね。

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