朝5時頃、一昨日からセットしておいた携帯の目覚ましのバイブで目が覚める。昨日の米原から記憶が無い。爆睡していたようだ。寝台列車に乗った時は、必ず途中駅で目が覚めてたんですが、今回は全く起きませんでした。スムーズに発車する電車と発車時の衝撃が多少ある客車列車の違いか、進行方向に対しての寝る方向の違いなのか・・ただ単純に疲れてただけかもしれません。
少し曇った窓を手で拭いてみると、目の前には日本海。しかし、空も海もちょっとグレー気味。昨日から雨雲とともに移動しているようだ・・。眠たい目をこすりながらGooglemapで位置確認。ちょうど親不知あたりを通過しているようだ。時間も定刻通り運行している。長時間停車する金沢で調整したのかな?
浴衣を脱いで、2日目用の服に着替えていたら糸魚川駅に到着。早朝にもかかわらずお客が多いのに驚いた。大きな荷物を持った登山客の姿も多い。糸魚川出発後、とりあえず顔を洗いに洗面台へ行こうとして通路に立った時、車内の電気が一斉に消えた。通路から見える後方の普通車の電気も消えている。一瞬あれっ?って思ったけど、すぐにデットセクションと気付いた。実はここまで来る途中、敦賀あたりでもデットセクションを通過したはずだけど、爆睡中だったので気付かなかった。再び電気が点灯し洗面台へ。
カーテンが閉まっており先客がいるようだ。デッキで朝の一服。折戸の窓からは重たい色の日本海が見えている。程なく、シャッ!とカーテンが開いた。出てきたのはギャルメイクをしたファッション誌に出てきそうな今風のお姉さん。こんなお姉さんも「きたぐに」に乗るんだ・・と感心してしまいました。軽く会釈をし、そのまま座席車に戻るのかと思いきや、私と同じ寝台車の方に姿を消しました。あの手のコが寝台列車に乗るってイメージが無いんだけど・・・時代は変わったのか!?
こちらも洗顔・歯磨き・髪のセットを終えて寝台に戻ると、車掌さんが次の直江津駅で下車する客を起こしてまわっていた。隣の山口おいちゃんもお目覚めのようだ。糸魚川から直江津の間はトンネル区間が多くて日本海をあまり堪能できませんでした。おはよう放送が流れて直江津が近づいてくると、デッキから通路にかけて下車客の列が出来始めた。もしや、みんな北越急行への乗り換え組?直江津での乗り換え時間は4分。越後湯沢行き快速列車はどうも同じホームで乗り換えではなさそう・・。もしかして、朝からダッシュせなん?私も荷物を抱えて並ぶ。並んでる時に車内の車番シールをパチリ。また乗りたいね583系。
5時56分。定刻通りに直江津到着。向こうのホームには北越急行の2両編成の電車が停車中。直江津始発のため、既に乗車客がいる様子。折戸が開いて降りてみると、なんとまぁ下車客の多いこと。前方では既にダッシュしている者も。あまりの多さに若干諦めムードの私でしたが、とりあえずダッシュ(笑) 跨線橋の階段を駆け上がり、通路を走って、また階段を駆け降りる。乗った時点で既に立ち客も居るほどの混みよう。おばちゃん集団が座っているボックスに1つ空きがあったので座ってみるも、なんとなく居心地がわるかったので(笑)、先頭の運転席斜め後に立ち、かぶりつきポジションに。この列車は、非常に利便性が良く、直江津で「きたぐに」と接続し、越後湯沢で東京行き新幹線「Maxとき」に接続します。その為か非常に乗車率が高い。
>倫堕さん
・・・やっぱり(笑) これからの季節を考えるだけで寒気がしますね・・。
最短は小松の40分待ちか・・。
>やっぱり逆方向のきたぐに待ち?(笑)
・・・だそうです。
時刻表見たら、金沢まで行くと、きたぐにでも帰ってこれませんが、さすがにそこまではないんでしょうね。
寒い時期は、どこで待つにしても大変そう。
>倫堕さん
私もきっとちょこちょこ目が覚めるだろうから、長時間停車する金沢で降りてみようかな・・
と思ってたんですが、見事に爆睡してました(笑)
敦賀で寝過ごし>急行だから夜中でも停車駅があるのでまだいいですよね。
特急だったらバンバン通過する時間帯ですから悲惨です・・。
しかし、どうやって戻るんでしょう・・?やっぱり逆方向のきたぐに待ち?(笑)
熟睡、羨ましい!!
私は何回も目が覚めました。
「うつらうつら」って一晩でした。
でもデッドセクション憶えてません。。。。
直江津でおはよう放送って、国鉄時代のルールからすれば(6時前)
違反って気もしますが、確かに人が動くので納得しました。
深夜の乗り降りもあるようだし、昔ながらの「夜行」として機能しているようです。
敦賀に勤める知人によれば「大阪で飲んできたぐにで敦賀を寝過して・・」ってのは
その会社の人は、誰でも1回はやらかしてるとか。