国土変遷アーカイブで城野付近の米軍写真を見ていたら、アヤシイ場所に気付いたのでちょっと行ってきました。まずはこの空中写真で線路の位置関係を覚えてください。
黄線が元小倉鉄道（後の初代・添田線）の廃線跡（日田彦山線貨物支線時に廃止・紛らわしいので線名・時代を無視して文中は貨物支線とします）。米軍空中写真には青線部分（貨物支線〜日豊本線間）に「これは短絡線か？」と思えそうな謎の場所があります。
リンク先の米軍写真と見比べてみてください。
●1948年（国土変遷アーカイブ）
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=USA&courseno=R238-No2&photono=27
画像の12時方向付近。おわかりいただけましたでしょうか？
1947年の写真を見ても同じ形になっています。
何ですかコレは？
鉄分豊富な方なら間違いなく「短絡線」と思う形状でしょ？
なので現地確認＋法務局へ行ってきました。
まずは、過去の土地の所有者が確認わかれば・・と思って法務局へ。置いてあったブルーマップでは分かりにくかったので窓口に相談しました。応対してくれたおばさん嬢は大変親切で一緒に公図を確認してくれました。ほとんどが派遣職員な感じでしたが好印象でしたねぇ。貨物支線妙見方向からから自動車学校を斜めに進み、マンションやアパートの境界線上を通り、一部宅地と里道・国道10号線を渡り、日豊本線へ繋がっているのですが、該当する土地は細分化しててどの土地を確認してよいやら。鉄道用地なら全て買収してるだろうからすぐわかるハズ・・と思ったのが間違いでした。全部確認するとなると結構な金額に・・。厳しい台所事情なのもあり、残念ですが退散しました(汗)
中途半端な感じでモヤモヤしてましたが、とりあえず現地に向いました。
国道10号線と交差してたであろう付近。奥のパチンコ屋の向うは日豊本線。
目の前の建物の形状にアヤシサを感じませんか？(笑) 撮影地点の背後には住宅がありますが、周囲の住宅・店舗・道路を観察すると、何故ここでこの向きに住宅、道路？と感じる場所があるはずです。
マンションとアパートの境界。背後には自動車学校があります。
この境界の延長線上が先程の写真の地点になります。
まぁ、現地を探索してもハッキリとした物はありませんでしたが、米軍の写真を見れば見るほど、ここが短絡線に見えてしまいますな(汗) ここに短絡線があったという話は聞いたことが無いですが、もしかしたら計画があったのかもしれませんね。貨物支線と日豊本線とが繋がっている形状なのでアヤシサ満点ですし。小倉鉄道を買収した際に田川線・日豊本線からの貨物を爆撃されて不通になるかもしれない小倉を経由せず、東小倉へショートカットしようとした名残とか？で、苅田港が出来たのでポシャったとか？当時は貨物＞旅客だっただろうから、短絡線も貨物優先になるよう計画したとか？
炎天下の中、妄想モードに突入してました(笑)
とか言いながら、ただの道路だったというオチが付く可能性も(汗)
黄線が元小倉鉄道（後の初代・添田線）の廃線跡（日田彦山線貨物支線時に廃止・紛らわしいので線名・時代を無視して文中は貨物支線とします）。米軍空中写真には青線部分（貨物支線〜日豊本線間）に「これは短絡線か？」と思えそうな謎の場所があります。
リンク先の米軍写真と見比べてみてください。
●1948年（国土変遷アーカイブ）
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=USA&courseno=R238-No2&photono=27
画像の12時方向付近。おわかりいただけましたでしょうか？
1947年の写真を見ても同じ形になっています。
何ですかコレは？
鉄分豊富な方なら間違いなく「短絡線」と思う形状でしょ？
なので現地確認＋法務局へ行ってきました。
まずは、過去の土地の所有者が確認わかれば・・と思って法務局へ。置いてあったブルーマップでは分かりにくかったので窓口に相談しました。応対してくれたお
中途半端な感じでモヤモヤしてましたが、とりあえず現地に向いました。
国道10号線と交差してたであろう付近。奥のパチンコ屋の向うは日豊本線。
目の前の建物の形状にアヤシサを感じませんか？(笑) 撮影地点の背後には住宅がありますが、周囲の住宅・店舗・道路を観察すると、何故ここでこの向きに住宅、道路？と感じる場所があるはずです。
マンションとアパートの境界。背後には自動車学校があります。
この境界の延長線上が先程の写真の地点になります。
まぁ、現地を探索してもハッキリとした物はありませんでしたが、米軍の写真を見れば見るほど、ここが短絡線に見えてしまいますな(汗) ここに短絡線があったという話は聞いたことが無いですが、もしかしたら計画があったのかもしれませんね。貨物支線と日豊本線とが繋がっている形状なのでアヤシサ満点ですし。小倉鉄道を買収した際に田川線・日豊本線からの貨物を爆撃されて不通になるかもしれない小倉を経由せず、東小倉へショートカットしようとした名残とか？で、苅田港が出来たのでポシャったとか？当時は貨物＞旅客だっただろうから、短絡線も貨物優先になるよう計画したとか？
炎天下の中、妄想モードに突入してました(笑)
とか言いながら、ただの道路だったというオチが付く可能性も(汗)
FEED
>べーやんさん
古い記事を上げてきましたねぇ(笑) ここを調べたことすら忘れてました(汗) とても暑い夏の日でした・・。
旧小倉市の塵芥処理場があったとは知りませんでした。10号線のクロス跡の話も地元在住者ならではですね。
詳細な写真(戦前は厳しいかなぁ・・)や地図等の資料が欲しいところですね！
10号線のクロスですが・・・
10号線は確か南方向に拡幅されたように記憶しています。
拡幅前に、赤レンガの橋脚が南側に残っていました。
小学校低学年の頃に、湯川の歯医者までバスや車で行って
たので記憶に残っているのですが、40年前のことで、場所は
ここと言い切れないのですが、いろいろ古い地図なんかみて
いて、また、町境のラインとかからみても、この位置に間違
いないように思います。
こんにちは。
昭和29年の小倉市街地図で該当部分を見ると、確かに地図上に
土手のようなものが描かれてます。今の自動車教習場は、旧小
倉市の塵芥処理場となっており、土手の北はその処理場の南端
中央に当り、南は10号線を横切り日豊本線に合流するかのよう
な形状です。塵芥処理場がいつ出来たのか、それが出来る前に
土地がどのような様子であったのか、興味があるところですねー。
今回、それ以前の戦後の小倉市街地図も見たのですが、作り自
体が手書きのようなもので、熊本町くらいまでしか描かれてな
いので、戦前の地図も期待薄ですねぇ。
法務局ですか・・・すごいです。
>blue fieldさん
でしょ？アヤシイでしょう(笑)
リンク先の地図は以前ネットサーフ中に発見しました。
英語表記ですが全然問題無いですね。
橋の表記が「STONE」「WOOD」と素材で書かれているのには参りました。
道路というオチ＞その時は笑ってやってください(汗)
超地元にようこそです♪
確かに航空写真、現地状況からアヤシサ満点ですが、こちらの地図にも載っていないので
http://www.lib.utexas.edu/maps/ams/japan_city_plans/
最悪道路というオチもあるかもしれませんね（滝汗