2009年4月アーカイブ

嘉穂信号場 090425

Category:廃線・未成線 コメント(4)
毎回来る度にドキドキなんですが(汗) 今回も子連れドライブにつき外には出れません。
さて、どこまで工事が進んでいるのかな・・・

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画像の左横はかつて煉瓦アーチ橋があった場所。アスファルトを敷いたら完成って感じ。

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駅本屋・発電機室ともに残っていますが、ものすご〜く邪魔そうなんですけど・・。

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逆光で見づらいですが反対側から。おや、ドアが開いてるようですね。
また物好きな方(笑)が入られましたかな。帰る時はちゃんと閉めましょう。

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日吉巻揚踏切跡より。西鉄バス転回場跡に置いてあるレールはまだそのままです。

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下山田側は現在施工中の工区から外れてるようなので、跨線橋付近まで目立った変化はありません。


千葉へ

Category:鉄道 コメント(6)
先日、叔父が労災事故で帰らぬ人となり、急遽、千葉へ行ってきました。
日曜日の昼過ぎに突然知らされました。日曜日なのに何故?何かの冗談でしょ?後々聞いてみると、納期の無い案件をこなすために朝から出て作業していたとのこと。仕事熱心で責任感の強い方だったので、私が・・と頑張っていたんでしょう・・。本当に残念です。・・皆さんも、特に現場作業される方は十分注意して作業されてください。

叔父は湿っぽい話がイヤで、まずはお疲れさんのビール!って感じの明るい方でした。亡き父ともよく飲んでいた光景を思い出します。ですので、私も現地ではきっちりお見送りの準備・お手伝いをした後、ひたすら飲み続けてました。(行きも帰りもですけど・汗)
当然、私が生まれてからのことも知ってる訳で、子供の頃の鉄道好きな私も知ってたはずです。以前の記事でも書きましたが、30年前、初めて乗ったブルトレ「あさかぜ1号」と新幹線を体験したのは叔父の結婚式のおかげでした。なので、ここでは今回の千葉行きでの鉄な事をUPしたいと思います。叔父も「お前らしいな」と許してくれることと思います。


祖母&母より、ゆっくり行きたいとの希望があったので、全行程鉄道にしました。
私の意向じゃないからね。ほ、本当だぞ!(笑)
祖母の身体の事も考え、なるべく乗り換えが少なく、ゆったり出来る列車がいいと思い、
飯塚〜かいおう〜博多〜のぞみ〜品川〜横須賀総武房総快速グリーン〜五井と行程組みました。
窓口氏に相談したところ、かいおうは指定席が無いし乗車率も高く座れないかも・・とのことでしたので、いきなりグリーンで行くことに。

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ボタ山を横目にいざ博多へ。この時点でグリーンはうちら3人と通勤客1人でした。やっぱグリーンはあまり乗る人がいないんだなぁ・・なんて余裕かましてたら、桂川入線時にホームを見ると人人人。まさかと思っていたら、こっちにもドッと乗ってきて、一番先頭のDX以外は全て埋まりました!桂川恐るべし(笑)

博多からはN700系の「のぞみ」

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いやぁ〜顔が長いですなぁ〜。近くで見るのは初めてです。

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遠くからしか見た事がなかったので気が付かなかったけど、ロゴはブルー〜ホワイトのグラデーションかと思っていたら、ロゴの中に新幹線が走ってたんですね。ちょっと感動。

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0系世代の私には車体がスマート過ぎて違和感を覚えます(笑)
そうそう、N700系って全席禁煙なんですよ。JTに毎日貢献してる私としては、今から数時間耐えられるか・・・と心配していましたが・・・

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ちゃんと喫煙ルームが設けられていました。安心しました(笑) 通路を挟んで両側に各3人分のスペース。空いてる時はマターリ車窓を眺めながら一服出来ますが、タイミングによっては順番待ちになったりしました。ちなみに帰りは700系でしたけど、このようなスペースは無く、喫煙車両が数両あるのみでした。なので、一服するには喫煙車に移動しなければいけないため非常に不便でした。(祖母&母が一緒なので禁煙車にしたんですよ)しかも、デッキじゃ吸えないし、席が空いてないと無理だし(汗) なので、ひたすらビール飲み続けてました(笑)

私がよく利用してた頃は、房総方面へは東京の地下5階で乗り換えで、面倒で時間がかかってました。品川だと、横須賀線総武線快速のホームは地上だし、新幹線も同レベルなんですよね。いやぁ〜便利になりました。新幹線・博多〜東京間完乗は出来ませんが。

次に内房線直通の快速で目的地へ。祖母&母を1時間以上ロングシートに座らせるのは酷だと思ったので、グリーンに乗ることに。昔の感覚でホームでグリーン券買おうと思ったら・・は?Suica専用?現金じゃ買えないの?なんて不便なんだ!都会は田舎者には厳しいのね。結局、窓口へ戻って購入。眺めの良い2階席は祖母・母ともにご満悦の様子。2人とも特急と勘違いしてました(笑) そんなこんなで五井に到着。

改札を出て待ち合わせ場所へ向う跨線橋を渡っているとき、ふと外を見ると・・・

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これは!こ、小湊鉄道!!
恥ずかしい話、小湊鉄道が五井から出ているとは知りませんでした(汗)
ホームから聞こえてくるディーゼルエンジンのカラカラ音、独特の匂い、凄く懐かしく幸せな気分になり少し気が緩みました。これも叔父が、鉄道好きな私にくれた最後のプレゼント、しょぼくれた顔じゃなくて、いい顔して俺のところへ来いよ・・そういう意味が込められてるんやろうなと思いました。


特別な日だし、どうしても切符を手元に残したかったので、あのぉ〜記念に頂きたいんですがぁ・・・

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言ってみるもんですなぁ。全行程ゲットしました。特急券寝台券類はそのまま手元に残してたし、乗車券は目的地の直前駅で途中下車して手元に残したことはあるんだけど、今は新幹線の特急券や乗車券も記念にもらえるんですね。

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品川では東海のN700系イラスト入り使用済みスタンプを捺してもらいました。

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九州でもこんなスタンプがあるんですね。東の五井駅は味気ないなぁ(笑)

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西の博多では「乗車記念」の使用済みスタンプでした。

さっきも書いたけど、ホント、叔父が鉄道好きな私にくれた最後のプレゼントになりました。ありがとう。また飲んでドンチャン騒ぎしたかったわ。既に雲の上で、うちの親父と爺さんと始めてるんだろうけどな。
                                 合掌。




目尾駅跡付近 IV

Category:廃線・未成線 コメント(14)
ほぼ毎日通ってるんですが、少しずつロープで囲まれた範囲が広くなてるんですよね。
で、今日見てみたら・・・

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は?発掘調査中ですと!? 埴輪でも出ましたかな?(笑)

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小竹側はこんな感じで、掘り進んだ様子はありません。

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ブルーシートの下には分岐器が姿を見せているはず。シートの上からでも形状がよくわかります。

しかし、何の発掘調査なんでしょうねぇ?
レールの発掘調査なら喜んでお手伝いしますよ〜♪



線路の鉱害

Category:鉄道 コメント(3)
筑豊(に限らず)では、家や学校、道路など色んなところで鉱害(地盤沈下)が発生しています。
店や玄関に不自然な段差が付いていたり、池になってたり、いつぞやかは穴がボッコリ開いた所もありました。
鉄道も例に漏れず、以前ご紹介したメールにも地盤沈下に関する事が書かれていました。
別件で国会の議事録調べていたら興味深い答弁がありましたので転載します。
※「公正な慣行に合致」し、引用目的が正当な範囲内(「報道、批評、研究その他」)であれば、著作権者の許諾なしで利用できます(著作権法第32条)。【国会会議録検索システムFAQより】

●衆議院 通商産業委員会公聴会 - 1号 昭和25年02月09日

○齋藤公述人
御紹介におずかりました門司鉄道局施設部長齋藤でございます。線路並びに建造物の鉱害について申し上げたいと思います。国有鉄道の鉱害につきましては、本年一月早々数日にわたりまして、通商産業委員の方々の現場御視察をいただきまして、つぶさにその実情を御承知いただいたことと存じますが、私はさらに繰返しまして、九州並びに国鉄全体の特別鉱害の実体につきまして申し述べさしていただきます。
 鉱害の被害地域といたしましては、九州におきましては筑豊炭田、糟屋炭田、三池炭田、唐津炭田、北松炭田それぞれ全地域にわたつております。なお宇部炭田の一部にも発生いたしております。現在線路の沈降いたしております箇所は、五十六箇所に及んでおりまして、その沈降の延長は実に七十九キロに及んでおります。被害を受けております建造物を少し申し述べさしていただきますと、橋梁におきまして、百六十七箇所、駅舎びに建造物の被害は八十四戸に及んでおります。電線路におきまして、四千メートルに達しております。なお線路の延長と現在沈下をいたしております区間との比較をとつてみますと、筑豊炭田におきましてはその延長の一五%、上山田線におきましては二四%、篠栗線におきましては二一%、後藤寺線におきまして二七%、伊田線におきまして一七%、幸袋線におきまして五十一箇所の沈降簡所を見ておる次第でございます。なお駅間について沈降のはなはだしい箇所を調べてみますと、鹿児島本線の折尾、遠賀川の駅間におきまして、全延長の五八%が現在沈降しておる実情でございます。ます。なお佐世保線の北方高橋間におきましても、四十箇所の沈降箇所を見ております。
 線路に発生いたします鉱害の状況につきましては、急速に参りますものと、徐々に来ますものと、突然陥没するものとがございますが、急速に沈降いたすものにつきましては、一箇月五十ミリないし七十ミリに及んでおります。徐々に参りますものにつきましても、一箇月十五ミリ前後に及ぶものが普通でございます。なお陥没性のものにつきましては、降雨の後などにおきまして突然二十センチ三十センチという沈下を見る例があります。もう少し具体的に申し上げますと、宮田線の磯光、宮田間におきましては、鉱害による線路の沈下は、数学的に申し上げますと、建設いたしましてから現在までに七メートル五百沈降を見ておりますが、そのうち十七年以降の特別鉱害に属する沈降がニメートル三百になつております。現在これが復旧はようやく線路を汽車を通す緯度に復旧いたしておる現状でございまして、従来の線路に比べまして、まだ八百ミリの降下を見ておる状態でございます。伊田線の例に見ましても、赤池の駅所構内におきまして、鉱害の延長二キロ六百四十メートルでございますが、十七年以降の沈降だけでもニメートル六百に達しておりまして、現在そのうち五百ミリが工事をされておりまして、まだ従来の線に比べまして、一メートル百の工事未完成区間を残しておるわけでございます。幸袋線におきましても、幸袋、ニ瀬の間におきまして、延長二キロ五百メートルにわたつて沈下を見ておりますが、建設当時からの沈降五メートル三百ミリのうち、四メートル八百ミリが特別の鉱害の対象として現在その施工済みのものは三メートル六百ミリでございまして、まだ一メートル二百ミリの上げ足りない箇所を持つておる次第でございます。そのために二瀬の駅におきましては、昨年八月十七日ジユデイス台風の際におきまして、駅舎の浸水が一メートル四百に及びまして、運輸営業停止のやむなきに至つた実情でございます。以上申し上げましたように、相当の被害区域がございますが、現在運行を辛うじてできる程度に、復旧いたしておる実情でございまして、昔の建設当時の状態には、はるかに及ばない復興状態でございます。
 なお突然陥没いたしました例といたしまして、昭和二十三年の六月に百五十ミリ程度の降雨に伴いまして、幸袋線の目尾の構内におきまして、径間六メートル百の橋梁が突然三百ミリ沈下いたしまして、翌十一日に再び二百ミリの沈下を見た例がございます。次に筑豊線の遠賀川の橋梁に発生いたしました沈下について申し述べますと、この橋梁は特殊の橋桁、鉄道でいいますとフラット・トラスでございますが、この二百尺の橋桁を使つておりまして、その延べ連数九十二連に及び、橋梁の延べ延長七千八百尺に及んでおりますが、その沈下量現在五百ミリ前後に及んでおります。なおそのほかに橋脚の不等沈下のために線路に相当の狂いが生じております。従来の慣例からいいまして、こうした大きな建造物の被害を及ぼすような例は、めつたになかつたのでありますが、戰争中の強行出炭のために、遠賀川橋梁の被害を見たような実情でございまして、特別災害の最も顕著なる例ではないかと信ずるのであります。これらの沈降その他によりまして、線路に及ぼす状況は、左右の狂いはもちろん、水平の狂いも出て参ります。また線路の部分的な不陸も生じて参ります。橋梁その他の建造物の変状ももちろん伴つて参りますしこれらの移動は数ミリに達しますと、列車の運行が危険な状態になりますので、これらの保守につきましては、万全の注意を要する次第でありますし、さらに、風雨の節におきましては、保線従事員の絶えざる注意によりまして運転を確保している次第であります。
 これらの沈降の実際運輸面に及ぼす影響につきまして、申し述べさせていただきますと、現在徐行いたしております区間は二十箇所に及んでおります。これを数字的に考えてみますと、二十三年度におきましても実際に徐行いたしました列車の数は三万七千列車に及びまして、一日約百箇列車が徐行いたしているという実情でございます。なお二十四年度の例を見ましても七万列車が徐行をいたしておりまして、一日約二百列車が徐行をいたしているという数字になつております。なお幸袋線その他におきまして、実際この災害のために列車の運休いたしました日を調べてみますと、延日数にいたしまして百二十二日、列車回数にいたしまして、五百三十一列車の運転休止を見ました実情であります。これらの列車の徐行並びに運転休止によりまして、間接に鉄道の受けます被害も、相当の金額に上りまして、二十四年度のみで一千数百万円の金が想像されております。従来これらの復旧工事の場合には、二十三年度以来プール資金によりまして、わずかに鉱害の復旧をやつておりますが、二十四年度九月以来プール資金の関係も、はつきりいたしませず、この際われわれといたしましては、本法案の一日も早く通過いたしまして、安全なる運行を確保いたしたいと信ずるものであります。以上簡単でございますが、被害の状況を申し述べた次第であります。

以上、転載終わり。


幸袋線と宮田線が酷かったようですね。幸袋線跡の道路を走っていると、R201とクロスする所(新二瀬駅付近)から二瀬の間は高低差を感じる区間があります。建花寺川の道路橋の前後は坂になってるし、冠水注意の標識がある箇所もあるし。当時の線路はこのレベルではないでしょうが、やはり鉱害の影響なんでしょうねぇ。

幸袋線 090329

Category:廃線・未成線 コメント(5)
遺構へ行こう/幸袋線(2009年3月29日)

■小竹〜目尾

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小竹駅から少し目尾側へ進んだところに「小竹保線支区」の表札がある建物があります。
そのそばから線路を見たところ。手前に2線分の煉瓦橋台跡があります。
奥から筑豊本線下り・上り・幸袋線跡・塩頭貨物支線跡かな?



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若草の中に眠る分岐器。ここから目尾手前まで断片的にレールが残っています。



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雑草が生い茂る真夏でもレールが確認しやすい場所。



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新多口踏切より。幸袋線跡にはトラフガーダが残っています。
この右隣には塩頭貨物支線の煉瓦橋台が残っています。
一番右の障検の形状に時代を感じます。宇宙人の目玉みたい(笑)



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煉瓦橋台の第二の人生は警報機を支えることでした。



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こっちは小竹側。こっちの方が見やすいですな。
こういった小さい煉瓦構造物もレンガスキーにはたまりません(笑)



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学校下踏切より。ここもよくレールが残っています。
学校が近くて人通りが多いのかレールが光っています。



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こちらは小竹側。列車はまず通れない。軌道自転車でもダメでしょうな(笑)




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少し進むと以前にもUPした謎のキロポストがあります。



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「20」なんですよ。だけどココは32〜33kmの間なんですよね。
20マイルをキロ換算すると・・・1,609.344km×20=32.18688km
本当に哩ポストならば、メートル法施工1930年(昭和5年)なので、それ以前から建ってることに・・。
それにしても状態が良過ぎるような気がしますが。



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新堤踏切より。ここの1つ手前の踏切は拡幅されたためレールは剥がされてました。



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こちらは目尾側。ここから山の谷架道橋手前まではレールが確認できます。
ここにもデカ目の障検が(笑)



■目尾・二瀬

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目尾駅跡付近でアヤシイ動きありです。
4月7日現在、ロープの範囲が広がっていました。何するんだろう・・。



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幸袋線跡の設備を使った専用線のレールは、目尾駅跡の先、保育園の裏側へ続いています。
前はこんな感じでしたが、今は藪が酷くなってました。



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藪を見慣れた貴方・貴女?ならレールが何処にあるかすぐにわかるはず!(笑)



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二瀬駅ホーム跡です。途中、幸袋・新二瀬付近は特に何も無いので(工はあるよ)、そのままスルー。目尾から一気に二瀬に飛びます(汗) 数年前、通路を新設する際、律義にホームの形に補修してるのには感動したもんです。枕木も使ってるし。ポイント高過ぎ!



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昔の資料を見ると、新二瀬駅もこのような形状のホームだったようです。

この先、二瀬〜枝国間の民家の玄関前に残る「工」も健在です。


宮田線 090329

Category:廃線・未成線 コメント(4)
先週は体調不良のため控え目なネット生活でした。たぶん娘が保育園からもらってきた「嘔吐下痢症」ではなかろうかと・・。一家全員、ほぼ同時に感染して大変でした。なので、blog用の画像やテキストの編集は気分的に乗らず、あぁ〜なんだか、マンドクセ('A`)、眠いので寝ろ寝ろ!状態でした。

てことで、気分的にも体力的にも復活してきたので(笑)、ネタ的には3月末のものですが、宮田線をUPします。

遺構へ行こう/宮田線(2009年3月29日)

■筑前宮田駅跡

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だだっ広い敷地に旅客ホームと貨物ホームがまだ残っています。
この季節はよく見えますなぁ。



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ここも雑草が衰えてるのでよく見えます。このスロープの手前に改札口があったように思います。



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旅客ホームの末端部分。



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貨物ホームの末端部分。トラ模様が良いアクセントになってますね。ゴミがちょっと・・。



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今は敷地内で殆ど見ることが無くなってしまったマクラギ。貨物ホーム近くにポツンと残ってました。



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敷地の奥にはコンクリート製の炭鉱遺構があります。昔の資料を見ると立派な設備だったようです。



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旅客ホームに記された「5k400」の文字。



■筑前宮田〜磯光

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筑前宮田駅そばの桐野踏切(5k033m)跡に残る用地杭。
今はロープをくくる杭として再利用されてます。画像は手前が筑前宮田側、奥が磯光側です。



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本白踏切(4k356m)跡の筑前宮田側に残るマクラギ。ここは10年以上前に来た時から変わってません。



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少し離れて線路跡をみたところ。右奥が筑前宮田。この季節はホント、楽に歩けます。
一度、真夏に歩いたことがありますが、地獄でした・・。さすがに途中で挫折しました。



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この煉瓦橋台の沈下具合は異常ですよね・・。
国会の議事録を調べてたら、興味深い内容を見つけました。

衆議院 通商産業委員会公聴会 - 1号(昭和25年02月09日)/門司鉄道局施設部長答弁から抜粋

・・・・宮田線の磯光、宮田間におきましては、鉱害による線路の沈下は、数学的に申し上げますと、建設いたしましてから現在までに七メートル五百沈降を見ておりますが、そのうち十七年以降の特別鉱害に属する沈降がニメートル三百になつております。現在これが復旧はようやく線路を汽車を通す緯度に復旧いたしておる現状でございまして、従来の線路に比べまして、まだ八百ミリの降下を見ておる状態でございます。・・・・・


どんだけ沈降してんだよ(汗)



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上の煉瓦橋台から筑前宮田側へ進むと、信号機の台座跡が残っています。
信号機位置図によると筑前宮田駅・場内信号の中継信号機があったようです。



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磯光駅跡。ちょうどホームの筑前宮田側末端部分あたり。
普通の人がこれだけ見ると、ココに駅と線路があったことは信じられないだろうねぇ。
新しい道路の横(画像左)に元の駅前道路があるので、まだわかりやすい!?



■磯光〜勝野

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霧ヶ浦踏切(1k819m)跡。
久しぶりに来てみて、えらくスッキリしてると思ったら・・・ありゃ、撤去ですか。



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基礎ごと豪快に引っこ抜かれてました。



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レールも少し残っていたようですね。



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この踏切跡には事故に遭われた方の慰霊碑があります。いつだったか、雑草が生い茂る真夏に一部が刈り払われていたのを見ました。廃止後かなり経ってるのに今もお参りされる方がいらっしゃるんだなぁ・・。そう思いました。
信号機配置図ではココは4種になっていて、横断するには危険な場所だったことが想像出来ます。警報機設置は前か後かはわかりません。今一度、踏切横断時の注意を考え、踏切事故が減るよう祈り、先へ進みました。



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霧ヶ浦踏切跡から勝野側をみたところ。画像左の家のそばには・・・



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ええ、いつものやつですよ。
これから先は少し歩けますが、藪に飲み込まれてしまいます。



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菰牟田踏切(0k695m)跡より磯光側を見たところ。足下には縁石が残っています。
この程度なら進めそうな感じですが・・。え?普通は進まないって?(笑)



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こちらは勝野側。仮設歩道が設置された時期がありましたね。



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煉瓦橋台のガーダー橋は今も健在!筑豊本線の車窓からもよく見えますよ。



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北口踏切(0k411m)跡。ここは前UPした時とあまり変わってない感じ。
この先、かつてホームがあった勝野駅の裏口へ行こうとしましたが、車は入れなくなってました。道が細い上に駐車スペースも無かったので、表側の遠賀川の土手へまわり、ショボイ勝野駅を横目にそのまま退散しました・・。


お知らせ

Category:雑記 コメント(0)
レンタルサーバーのメンテナンスの都合で、

2009年04月16日 1:00 〜 7:00

の間は、otchee.comサイト全て、メールがサービス停止になります。
まぁ、平日の夜中なので影響は無いと思いますが、一応お知らせしときます。

嘉穂信号場 090404

Category:廃線・未成線 コメント(4)
これも土曜日の話。

保育園のお迎えに行って家に帰ったが、ブーブー乗ると言って娘は降りようとしない。
んなら、しょうがないなぁ〜ということで、そのままドライブへ。
行き先はもちろん嘉穂信号場。降りないけどね。

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歩道に車道と、かなり道路っぽさが見えてきました。本屋前は擁壁が設置されてました。

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工事の邪魔にならんのかなぁ・・。壊す時は一気にやっちゃうんだろうなぁ・・。

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いつまで持つかいな。


洗面台修理

Category:雑記 コメント(20)

昨日書くつもりが、娘寝かせてそのまま爆睡してしまいました・・。

洗面台の修理をしました。

発端は数週間前、洗面台の下のキャビネットから水が漏れてるんやけど、タンクみたいなのに水が溜まってるわ。おっちー母(バァ様)が発見して、すぐに水道修理屋に見てもらったらしい。専門用語をふんだんに盛り込んだ会話(本人談)で、ホースも錆びてるし、とにかく洗面台丸ごと交換しては?となったようだ。その後、ナ○コでカタログもらってきたりと、本人は替える気満々でした。
私の知らない間に洗面台の買い替え話が出てたので、ちょっと待った!をかけました。恥ずかしながら、自分の家の洗面台の下なんて見たことがありませんでした(汗) で、どんな感じになってるんだろうと覗いてみたら、シャワーホースカバー収納兼タンクに溜まった漏水でメタル製シャワーホースが錆びてて、メタル部分が断裂して中のゴムホースに穴があいていました。

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あまりにも漏れが酷いのでタンクを外してバケツ置いてます。
丸ごと買い替えるんじゃなくて、ホースを交換したらいいんじゃない? バァ様はパーツを交換するっていう方法が頭に無く、替えるつもりでいたので納得してない様子だったけど、すぐさまメーカー(松下電工・パナソニック電工に社名が変わってた)のパーツを扱ってる「パナソニック電工テクノサービス株式会社」にネットから問い合わせました。すると翌日に返事が来ました。早い!この対応にはビックリしました。好感度かなりUPです(笑)

ついでにシャワーヘッドも黒ずんでたし、シャワーの切り替えスイッチもイカレ気味だったので同時に注文しました。すると発注の翌々日に到着。素早い対応に感謝感謝ですよ。

で、届いたのがこれ。

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中身の割には箱が大きすぎるんですけど・・・。資源の無駄のような・・まぁいいか(汗)
品物はこれ。

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早速交換してみよう!
交換マニュアルも事前にダウンロードしてたし、パーツにも添付されてたので、手順はバッチリ。

まずは、水と湯の元栓を閉める。

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ワンタッチジョイント部分を抜く。

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抜いたジョイント部分とシャワーホースを手でまわして外す。
マニュアルには簡単そうに書いてあるけど、とても固くてまわらん!
全行程でここに一番時間がかかったかも(汗)
腹が立った事を思い出しながら(笑)ウォリャ〜っとやったら少しずつ回り始めました。

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今度はシャワーホースをカラン部分からヒュルルーっと抜き取ります。

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ウゲぇ。こりゃ酷い。

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犯人はお前か!

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錆びて断裂したメタル部分の尖った部分で亀裂が入ったのかも。
娘がホースねじって遊んでたからなぁ・・。

次に穴を少し掃除して新しいホースを差し込み、ジョイント部分を付けて、元の位置に差し込む。

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カバーを付けてシャワーホース交換完了。

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次にシャワーヘッドを装着。

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ちなみに元のシャワーヘッドはこれ

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何度掃除してもこの黒ずみは落ちんかんったんよね。分解してフィルターを掃除してもシャワーの出具合がイマイチだったし、カランにしても他の穴から漏れてるし、同時交換することに。シャワーホースよりもこっちの方が高かったけど・・。

シャワーヘッド交換後、元栓を開いて、通水試験開始!

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おぉ!素晴らしい!このシャワーの線の細さ!ブラボー!
思わず声を上げてしまいました。
あまりにも感動したので、ビデオ鑑賞中だった嫁を呼んで見せてやりましたよ。

家の設備はしっかり点検しないといけんなと痛感しました。
自分で直せるモノはしっかり直して長持ちさせなきゃいけませんな。

バァ様から工賃の支給がありました。要らん!と言ってたのに・・しょうがないなぁ(笑)

松下電工製/ハイベルフォールII(GQD71AS)をお使いの方は参考にしてください。
って、あまり居ないわな(笑)

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