3線跡を往く X〜遠賀川橋梁〜

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●遠賀川橋りょう #2

・中間側の橋台(1A)

以前は県道が河川敷(トラス橋の1連目下・1B)を通っていました。下流側の県道跡は河川敷へ下る道路として残っているので、中間側の橋台・橋脚が、すぐそばで見ることが出来ます。

↓現上り線側より(奥のトラスは現下り線)

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いやぁ〜立派な煉瓦構造物ですなぁ!間近で見るとホント圧倒されます。100フィートのトラス橋が架かっていただけあって、床石の大きさは半端じゃないです。上りと下りで床石のサイズが違っているのは何故でしょうか?これは橋脚の床石もそうなんです。施工した時期が違うからなのか、架かっていたトラス橋の規模が違っていたためなのか、その辺はよくわかりません。

↓旧複線上りの床石まわり(床石/約1,410×450mm)

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↓上下線の中間(床石/左・旧複線上り=約1,410×450mm、右・旧複線下り=約1,420×590mm)
煉瓦の目地にズレがある。増設時のものでしょうか?

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↓複線旧下り線の床石まわり(開業時の線→複線下り→中線→複線上り)
アンカーボルトが残っています(床石/約1,420×590mm)

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特に凝った装飾は無い橋台ですが、下流側の斜めになっているデザインは印象的です。先日のエントリーにある、筑前垣生側のコンクリート補修部分で斜めになっている部分は、このようになっていたんじゃないかと思われます。上流側は草に埋もれてて確認出来ませんでした。

on_1A_1.jpg

↓合成写真でスマソですが、全体像はこんなかんじ。

on_1A_0.jpg



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