3線跡を往く V

Category:レンガスキー コメント(0)
先日のエントリーに出てきた「鉄道省鉄道統計資料」には折尾〜直方間の線路増設に関する資料が載っていました。

t8_k.gif

大正8年度版の中の改良工事工程表より。これによると増設する区間が9M57C〜14M39C、7M9C〜9M57Cとあります。
じゃ、具体的にどの辺を線路増設してたのか、表にしてみました。

mile.gif

折尾〜中間の4線区間、中間〜筑前植木の3線区間をカバーしています。この時点では両区間とも複線化していたので、それぞれの増線分の工事のことと考えられます。気になるのが、筑前植木から新入(貨)の手前まで工事区間に含まれている点。JR九州の「鉄輪の轟き」P85に掲載されている「大正14年国有鉄道線路略図/鉄道省」を見ると、筑前植木〜直方間が3線になっています。前のエントリーで書いたようにここも3線区間だったのは間違いないのでは?と思いますが・・・どうなんでしょうねぇ?


« 3線跡を往く IV | メイン | 線路付替跡を往く IV»

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

Recent Comments

Calendar

購読する FEED