線路付替跡を往く II

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今日は筑前植木〜新入間の線路付替跡です。

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犬鳴川の橋梁を新入側へ渡ってすぐの所にあります。ここの煉瓦橋台は植木側しか残っていません。

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複線分の立派な煉瓦橋台。上下線間の不自然な目地はなく綺麗な並び。
と思いきや・・

k_b_3.jpg

旧下り線部分にカントが付いてますー。前後の線路跡は直線なのに何故?

ちなみに橋台前の道路は鞍手軌道(直方〜福丸)跡。1914年、福丸〜龍徳間開通、1915年に直方まで伸延されています。ということは、鞍手軌道敷設時に建設された橋台なのか?と思いました。で、さらに犬鳴川の橋梁を調べてみると(土木学会附属図書館)、筑豊興業鉄道開業時の単線橋梁・複線時の橋梁開通後、1912年に付替上下線と思われる橋梁が開通しています。ということは、鞍手軌道開通前からこの煉瓦橋台は存在したのか?専用軌道じゃなくて、まず道路があってその上に線路を敷いたのか・・なんせ古いもんでよくわからん(汗)

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